米国株(個別で高配当)

【中国株】チャイナ・モバイル ADR(CHL)の株価・配当について

チャイナ・モバイルADR(CHL)

世界を代表する大手通信企業は時価総額順で並べると、1位ベライゾンコミュニケーションズ、2位AT&T、3位チャイナモバイル、4位NTTドコモになります。

2020年07月27日の執筆時点では、上記の通信企業は配当利回りが4%超えと非常に高い利回りを誇っており、特にAT&Tは連続増配年数20年、時価総額もトヨタ自動車をブチ抜いて世界20位なので、投資するならやはりAT&Tやベライゾンに軍配があがります。

1位のベライゾンと2位のAT&Tはいずれも米国企業ですが、3位のチャイナモバイルはその名の通り中国の企業となります。ニューヨーク市場に上場していることから、普通にSBI証券でもチャイナモバイルに投資することができます。

今回の記事では世界時価総額が現在57位のチャイナモバイル(ティッカーシンボル:CHL)にスポットを当てて、詳しく紹介することにします。

チャイナ・モバイル ADR(CHL)について

チャイナ・モバイル(NYSE:CHL)

チャイナ・モバイルは香港に本社を置く世界大手の通信会社で、現在は世界20ヶ国・地域でモバイルローミング、インターネット接続、多国籍企業向けサービスなどの国際通信サービスを提供しています。

同社は株式市場ではニューヨークと香港に上場しているため、外国株の口座をお持ちであれば気軽に投資することができます。

この会社が設立されたのは2000年で、元となるのは中国郵電電信総局(中国電信、チャイナ・テレコム)です。固定通信事業と移動体通信事業の2社に分割が決まり、それぞれ固定通信事業は新「中国電信(チャイナ・テレコム)」、移動体通信は「中国移動(チャイナ・モバイル)」となっています。

チャイナモバイルの2018年時点のモバイルユーザー総数は前年比4%増の9億2,500万人でそのうち、4Gユーザー数は10%増の7億1,300万人です。

また、2019年12月24日にイギリスにデータセンターを正式に開設したりと、規模を拡大しています。データセンターの開設について、会長兼CEOのLi Feng博士はこう述べています。

「英国に新しいデータセンターを開設したことは、安全で信頼性の高い高速接続を世界中で促進するというCMIの取り組みの表れです。

アジア太平洋地域とヨーロッパの間だけでなく、中東やアフリカ地域においても、接続性、クラウド、コンテンツ配信ソリューションに対するお客様の強い需要が引き続き見られます。」

チャイナ・モバイルの売上について

世界の通信キャリアの売上高を比較してみると、このようになっています。

1. ベライゾン(米国)
売上高: 1280億ドル
利益:310億ドル
資産:2650億ドル
時価総額:2240億ドル

2. AT&T (米国)
売上高: 1590億ドル
利益:  310億ドル
資産: 4460億ドル
時価総額:2200億ドル

3. チャイナモバイル(中国)
売上高:1090億ドル
利益:170億ドル
資産:2340億ドル
時価総額:1930億ドル

4. NTT(日本)
売上高:1050億ドル
利益:80億ドル
資産:1910億ドル
時価総額:960億ドル

5. ソフトバンク(日本)
売上高:830億ドル
利益:90億ドル
資産:2930億ドル
時価総額:850億ドル

AT&Tとベライゾン・コミュニケーションズは時価総額の差は少ないですが、チャイナモバイルは利用者数の拡大と共にじわりと企業価値も上昇しています。

チャイナ・モバイルADR(CHL)の投資情報

株価 35.0ドル
時価総額 15兆88億8,569万279(世界57位)
配当利回り 6.00%
1株あたりの配当金 2.08ドル(年間)
配当回数 2回
権利落ち日 5月と8月(配当金の支払いは翌月)

チャイナ・モバイル ADR(CHL)の株価と配当性能

チャイナ・モバイルADR(CHL)の株価

チャイナモバイルの2000年以降のチャートとなります。こちらのページではチャイナ・モバイルの最新の株価を見ることができます。

https://usa-kabu.com/stock/detail?ticker=CHL

チャイナモ・バイル ADR(CHL)チャイナモ・バイル ADR(CHL)のチャートはyahooより引用

2008年のリーマンショックではチャイナ・モバイルの株価は大きく落ちます。

2016年では上昇するものの、2018年では通信会社の競争激化により売上高は4年ぶり減少し、株価は下落しています。

さらに2020年03月のコロナウイルスショックによって10年振りとなる安値を更新しています。

株価は35ドルとたった4,000円以内の投資資金で1株購入することができますので、配当回数は2回と少ないものの、配当利回りは6%と高配当株の仲間入りしています。

チャイナ・モバイルADR(CHL)の配当金の推移

参考までに、過去9年間のチャイナ・モバイルの配当金の支払い履歴となります。

権利落ち日 1株あたりの配当金
2020-05-21 1.1106
2019-08-30 0.9732
2019-05-31 0.8863
2018-09-28 1.1631
2018-05-31 1.0082
2017-08-31 3.0865
2017-05-31 0.7165
2016-08-31 0.8639
2016-05-31 0.6934
2015-09-30 0.8855
2015-08-31 1.1000
2015-06-30 0.8010
2014-09-30 1.7860
2014-05-30 0.9375
2013-09-30 0.9842
2013-05-31 1.0312
2012-09-28 0.9475
2012-05-31 1.0132
2011-09-30 0.9126
2011-05-31 0.9238

AT&Tやベライゾン・コミュニケーションズのようにチャイナモバイルは連続増配企業ではありません。

AT&Tやベライゾンの場合、配当回数は4回なのに対して、チャイナ・モバイルは2回ですので、配当回数が物足りないと感じた場合はベライゾンの方がAT&Tよりも推奨できます。

チャイナ・モバイルは多額の現金(約4千億元=6兆9千億円程度)を保有しているので、その金を徐々に株主還元で吐き出し始めているおり、株主としては配当金に期待したいところです。

チャイナ・モバイル ADR(CHL)の保有状況

少ない金額ですが、SBI証券にてわずかながらもチャイナモバイルに投資しています。

取得単価 42.30ドル
現在の株価 36ドル
保有株数 1口

保有株数はたった1口ですが、2020年に新型コロナウイルスが表面化する前に投資を行っています。

同社の株価は下落したものの、AT&Tに比べると下落幅が少ないです。

私がチャイナモバイルに投資したきっかけとして、こちらの理由となります。

  • チャイナモバイルは2019年10月31日、5Gの提供を開始しています。
  • 時価総額は15兆円と年々上昇しているため、今後の業績に期待しています。
  • 配当金は年に2回と少ないものの、1株から投資しやすい。

チャイナ・モバイルADR(CHL)の時価総額

チャイナ・モバイルは企業価値(時価総額)が年々増えており、2020年07月時点では、15兆円(57位)と上昇しています。

AT&Tとベライゾン・コミュニケーションズは時価総額が世界ランキング25位以内とチャイナ・モバイルは程遠いものの、中国の人口は増加傾向のため、同社の成長には期待しても良いでしょう。

人口の多い中国では携帯端末の需要は高いと考えているため、携帯通信事業は需要の高いセクターだと思います。そのため、個人的にはもう少しでも資金を投入して投資してもいい会社だと考えています。

携帯電話の契約者数が7億6000万人を超えていることから順調に売り上げを伸ばしており、ひょっとしたらトヨタ自動車を追い抜く可能性があり、米大手通信会社のAT&T、ベライゾン・コミュニケーションズの2社に近づける日が来ることを願っています。

2018年5月23日、子会社の中国移動国際(チャイナモバイル・インターナショナル)が東京に日本法人を設立したと発表したことから、国内におけるチャイナモバイルの加入者も少しずつ増えることでしょう。

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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。