米国株(高配当ETF)

【超高配当ETF】利回り9.87%もあるYYY(アンプリファイ・ハイインカム)はどんな銘柄?

YieldShares High Income ETF

米国ETFに投資する用途として、資産形成やインカムゲイン(配当金狙い)といった様々な目的があります。

資産形成に向いているETFとは運用コストが低く、利回りは低いが、その分株価上昇が見込めて将来性のあるETFです。

筆者が知っている限りだと、資産運用に最も向いているETFとして、まず最初に挙げるのはインベスコシリーズのQQQバンガードシリーズのVOOの2つです。

QQQは主にハイテク企業(Google、Amazon、facebook、Apple、Microsoft)中心に投資しており、ここ数年で株価が倍になっているからです。

VOOに至ってはハイテク企業以外にも様々なセクターに投資しており、VOO一本で米国の株式市場に投資することができます。

一方で、ETFの中でも配当利回りが5%超えとぶっちぎり高く、資産形成には不向きではあるものの、確実に毎月配当が見込めるETFがいくつか存在しています。

その一つが本日紹介するYYY(アンプリファイ・ハイインカム)というETFで、配当利回りは9%と類を見ない高配当っぷりです。

YYY(アンプリファイ・ハイインカム)はどんなETF?

米国高配当ETF

YYY(高配当ETF)は米国産のETFで主に社債に投資しているETFです。

「社債とは何か?」簡単に説明すると、会社が資金調達するための手段として、一般の投資家からお金を借りて、借用証書を発行します。

社債とは?

(引用元:https://found-er.com/column/investment/5393/)

一般の投資家は企業にお金を貸す一方、見返りとして高い金利を得ることができるのです。

YYYは投資家から集めたお金で様々な社債に投資を行い、毎月、投資家に配当金を還元します。

色んな企業といっても、財務が安定していて借金の返済能力が高い企業ではなく、その逆となる返済能力が低い企業を主に投資しています。

こちらの表をご覧ください。支払い返済能力の高い企業は「AA」という評価を得ており(投資適格級)、逆に支払い能力はあるものの、債務危機に陥りやすい可能性がある企業には「BB」という低格付け評価がついています。

社債とは?

債務格付けはAから始まり、ABCD順で下にいく程、債務危機に陥りやすいことを示しています。

YYY(アンプリファイ・ハイインカム)はAのような高格付けの企業ではなく、債務評価がBB以下の社債を中心に集めたETFとなります。配当利回りが高い理由はそこにあります。

次の項ではYYYに投資するメリットやデメリットについてお伝えしていきます。

YYYのメリット

YYYに投資するメリットとして以下が挙げられます。

  • 配当利回りは9%と極めて高く、毎月貰うことができます。
  • 様々な社債に投資しているため、ある程度の分散効果を発揮しています。
  • 1株たった15ドルで投資ができるため、少額から始めることができます。

YYYのデメリット

一方でデメリットもあるため、投資の際には自己責任のうえで判断することをおすすめします。

  • 株価の値上がり益は全く見込めないため、数年前に比べると株価は下落しています。
  • 数年間、株価は少しずつ下落しているため、配当金も少しずつ落ちています。

堅実に資産形成したい方はYYYよりも前項でお伝えしたQQQやVOOなどを選考した方が良いでしょう。

YYYの株価や基本情報について

YieldShares High Income ETF

YYYは国内の証券会社で外国株口座を開設していれば、簡単に投資することができます。こちらの表ではYYYの基本情報となります。

ETFの名称 YieldShares High Income ETF
上場日 2012年6月11日
ETFの経費率 0.50%
配当利回り 9%
株価 15.12ドル(約1,600円)
配当回数 毎月
1株あたりの配当金 0.13ドル(約15円)
ETFの純資産 約200億円

YYYは8年前に設立したETFで配当利回りは9%もあります。1株保有するだけでも毎月0.13ドルもの配当金を貰うことができます。

ETFの純資産は200億円と比較的小~中規模です。

筆者もわずかながらもYYYには投資をしており、26口(50,000円程度の投資金額)ほど保有しており、毎月数百円程度の分配金を貰っています。

仮にこのETFに300,000円ほど投資すると、毎月2,000円近い分配金を貰うことができるため、分配金だけでもそのまま再投資することができます。

再投資をするメリットとして、毎月貰う配当金を少しずつ増やすことができます。これが複利効果の力です。

YYYの株価のチャートです。2012年の上場日より、株価は右肩下がりです。

YieldShares High Income ETF

https://usa-kabu.com/stock/etf_detail/?ticker=YYY

さらに2020年には新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、株価は一時9ドルまで下落していますが、経済後退が回復してから株価は現在15ドル付近を推移しています。

YYYの配当支払い履歴

米国株(外国株)の配当金を確認する方法

YYYは2012年に上場したETFで、こちらの表では過去6年の配当金支払いとなります。

株価の下落と共に配当金も下がっています。

1年の合計配当金
2019 1.62ドル
2018 1.56ドル
2017 1.59ドル
2016 1.92ドル
2015 1.92ドル
2014 2.04ドル

ETFは投資家に毎月分配金を支払っており、減配はあるものの、無配に転じたことは一度もありません。

  • YYYは高配当ながらも、減配リスクが常にあることを理解しておく必要があります。
  • 新型コロナウイルスの影響を受けても、今のところは配当金支払いには影響はないようです。

最後に

本日はYYY(アンプリファイ・ハイインカム)ETFの特徴、メリットやデメリットについてお伝えしました。

このETFは配当利回りがぶっちぎり高く、資産形成としては残念ながら向いていないものの、保有しているだけで毎月分配金が見込めることができます。

ただし、全資産をこのETFに投じるのはリスク極まりないため、投資するならせいぜいポートフォリオの5%に抑えるのが良いでしょう。

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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。