米国株(高配当ETF)

【海外高配当ETF】IFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF)の紹介

IFGL

米国ETFの中にはアメリカ市場の株式に投資しているETFもあれば、債券やエネルギー、さらにリート(不動産投資信託)に投資しているETFが存在したりします。

リートに関しては扱っている銘柄は少ないものの、その中でもニューヨーク市場に上場しているリートETFで、アメリカ以外の先進国に投資しているETFが存在し、その名もIFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF)という銘柄。

日本の証券会社から購入可能な米国不動産ETFは数が限られるが、その中の一つであるIFGLについて調べて見ました。

本日はIFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF)の特徴、どのような先進国に投資しているか、そして配当金の推移と利回りを紹介します。

IFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF)とはどんな銘柄?

iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETF(IFGL)は、アメリカを除く世界の先進国の不動産企業の株式、リートで構成される指数である『FTSE EPRA/NAREIT 先進国(除く米国)不動産インデックス』に連動するように組成されているETFです。

IFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF)はアメリカを除く先進国の不動産投資信託に投資しているETFであり、投資先として、日本やシンガポール、イギリス、フランス、ドイツといった10カ国以上の先進国が含まれています。

アメリカのリートに投資したい方はRWRという銘柄が存在するので、IFGLと一緒に投資することで、世界中のリートに投資することとなります。 https://usa-kabu.com/archives/610<

名称 IFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF)
ティッカー IFGL
純資産 392,909,284ドル(約431億円)
設立 2007/11/12
経費率 0.48%
権利落ち日 四半期毎(3月、6月、9月、12月)配当金の支払いはその翌月。

IFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF)の投資のメリット

  • 米国を除く世界の先進国の不動産投資信託に投資ができます。
  • 株を保有しているだけで年に4回も配当金を受け取ることができます。
  • 株の値動きが安定しているため、チャートをあまり気にせず、安定したリターンを得ることができる。
  • 200個もの銘柄に投資しているため、分散効果が得られる。

IFGLの投資先には米国の不動産投資信託が含まれていないため、米国のリートに投資したい場合には「IYR」や「RWR」といったETFが存在するので、IFGLと合わせると、この2商品に投資することで世界の不動産に満遍なく投資することができます。

IFGLの投資先として、後ほど後述するが日本が3/1近くを占めるため、J-REITに投資すればわざわざIFGL投資しなくても良いかも知れないですね。

IFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF)の投資先

IFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF)の投資TOP国

国名 投資比率
日本 25.77%
香港 12.59%
イギリス 11.12%
ドイツ 9.84%
オーストラリア 7.92%
シンガポール 7.49%
カナダ 6.24%
スウェーデン 4.59%
オランダ 3.64%
フランス 3.52%

IFGLの投資先として、日本への割合が25%も占めており、なんとポートフォリオの3/1が日本という数値になっていることが分かります。 日本の場合はJ-REITというのが存在するので、例えば「日本ビルファンド」、「三菱地所」といった個人でも買えるような銘柄がIFGLに含まれているようだ。

IFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF)の組入れ上位10銘柄

IFGLは約200個以上もの不動産投資信託に投資しており、こちらは投資比率上位10の銘柄。

銘柄名 保有比率
Vonovia SE 4.00%
三井不動産 3.22%
三菱地所 2.93%
Link Real Estate Investment Trust 2.77%
Sun Hung Kai Properties Limited 2.69%
CK Asset Holdings Limited 2.30%
Sumitomo Realty & Development Co., Ltd. 1.96%
Deutsche Wohnen SE 1.93%
Scentre Group 1.79%
SEGRO plc 1.68%
Unibail-Rodamco-Westfield SE Stapled Secs Cons of 1 Sh Unibail Rodamco + 1 Sh WFD Unib Rod 1.46%

上記1位のヴォノヴィアは、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州に本拠を置き、アパートを中心とした住宅の販売・賃貸や管理を行っている不動産会社だ。

IFGLが投資している日本国内のJ-REITの一部がこちら。下記以外にもまだまだ存在するが、書ききれないため、一部抜粋しています。
  • ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人
  • いちごオフィスリート投資法人
  • 日本賃貸住宅投資法人
  • 東急リアル・エステート
  • MCUBS MidCity投資法人
  • 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人
  • フロンティア不動産投資法人
  • イオンリート投資法人
  • 投資法人森トラスト総合リート投資法人
  • インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人
  • 大和証券オフィス投資法人
  • 投資法人日本ロジスティクスファンド投資法人
  • ジャパンエクセレント投資法人
  • インヴィンシブル投資法人
といった国内でも買えるような有名なJ-REITばかりだ。よってIFGLを保有するだけでも、間接的にJ-REITに投資しているような感じですね。

IFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF)の株価

IFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF) チャートはリーマンショックで安値20円台をつけて以来、2013年前半で35円と高値をつけており、その後は横ばいな動きが見られます。

IFGLは持っていれば株価が急に上がるというような性質の銘柄ではないため、安値で購入してじっくりと配当金をもらう投資スタイルも良いでしょう。

国内のJ-REITの場合は年に2回の配当になるが、IFGLは年に4回配当金を支払ってくれるため、配当金好きな投資家には良いかも知れない。

IFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF)の配当利回りと配当金の推移

2016年12月に1口1.29ドルも配当金が支給されており、2017年12月、2019年12月も高い配当金を支給しています。 数か月に1度、理由は特に分かっておらず、12月権利落ち日の配当金の利回りが急に上がることがあるようです。

2019年12月16日 1.14ドル
2019年09月24日 0.57ドル
2019年06月17日 0.34ドル
2019年03月20日 0.22ドル
2018年12月18日 0.31ドル
2018年09月26日 0.18ドル
2018年06月19日 0.40ドル
2018年03月22日 0.20ドル
2017年12月21日 0.79ドル
2017年09月26日 0.17ドル
2017年06月20日 0.29ドル

こちらの表では2016~2019年の1株あたりに貰えた配当金となります。

2019年 2.29ドル
2018年 1.10ドル
2017年 1.46ドル
2016年 0.01ドル

似たような銘柄には、RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)が存在する

IFGLと似たような海外リートETFにはRWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)という銘柄が存在しており、SBI証券といった国内の証券会社で購入可能です。

https://usa-kabu.com/archives/2062

IFGLとRWXの違いとして、IFGLの場合は純資産がRWXより圧倒的に少ないが(RWXの場合は純資産が2,500億円もあります)、経費率が低いという点と、RWXの場合は扱っている銘柄の数がIFGLを上回るという点です。

なお、IFGLの方がRWXよりも経費率の方が低いという違いがあります。

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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。