米国株(高配当ETF)

配当利回り10%のDirexionザックスMLP高配当インデックスETF(ZMLP)は実際に買い得か?検証してみました

ZMLP(DirexionザックスMLP高配当インデックスETF)

皆さん!!

特に何もせずに保有しているだけで、定期的に配当金を発生してくれるマネーメーカーである米国ETFはお好きですか?

配当利回りに関して、利回り3%~4%あたりの銘柄は放置状態で構わないが、配当利回り5~6%を超えてくると少々リスクのことが気になってくるが、10%近くのETFの場合、財務状況が気になってくる。

以下の記事でも紹介している、DirexionザックスMLP高配当インデックスETF(ZMLP)という高配当ETFは利回り10%も誇る銘柄であり、とりあえず今回の記事では今買って大丈夫かどうか検証することにします。

DirexionザックスMLP高配当インデックスETF(ZMLP)
利回り10% ZMLP(DirexionザックスMLP高配当ETF)はエネルギー版のETF利回り10% ZMLP(DirexionザックスMLP高配当ETF)はエネルギー版のETFです。...

DirexionザックスMLP高配当インデックスETF(ZMLP)の特徴と構成銘柄

DirexionザックスMLP高配当インデックスETF(以下、ZMLP)というファンドはMLPに投資をしているETFであり、MLPはエネルギーや石油といった資源を開発、販売している集合体のことを指す。

MLPはREIT(不動産投資信託)と似ている性質があり、MLPは投資家から集めたお金で運用し、利益を投資家に還元しているため、高配当である特徴を持ち、そういったMLPに投資しているETFがZMLPとなるのだ。

ZMLPは配当利回りが10%もあるETFなので、ZMLPが投資している銘柄のリターンについて調べてみよう。

基準価格 11.46 (2019/11/20現在)
上場日 2014/01/23
配当金利回り 10.09%
配当金回数 年に4回
経費率 0.65%
純資産 49.7万ドル

ZMLPの投資業種

エネルギー 75.61%
工業 11.81%
公益 8.72%
素材 3.86%

ZMLPの投資地域としてはアメリカが96.37%、残り地域はアジア(日本を除く)3%程度である。

ZMLPの構成銘柄上位10

こちらがZMLPの構成銘柄であり、残念ながら個別の銘柄は国内の証券会社には扱っていないため、MLPに投資するなら今ところ、ZMLPしかないのが残念な点だ。カッコ内はティッカーを示す。

銘柄 投資比率
Brookfield Renewable Energy Partners(BEP) 4.93%
TC Pipelines(TCP) 4.37%
Magellan Midstream Partners(MMP) 4.36%
Suburban Propane Partners Com(SPH) 4.19%
Hess Midstream Partners(HESM) 4.15%
MPLX Common(MPLX) 4.15%
Black Stone Minerals(BSM) 4.13%
Enterprise Products Partners(EPD) 4.13%
Shell Midstream Partners(SHLX) 4.12%
Teekay LNG Partners L.P.(TGP) 4.10%

http://www.direxion.com/products/direxion-zacks-mlp-high-income-etf 引用

Brookfield Renewable Energy Partners(BEP)

配当利回り:4.54%

TC Pipelines(TCP)

配当利回り:6.69%

Magellan Midstream Partners(MMP)

配当利回り:6.79%

Suburban Propane Partners Com(SPH)

配当利回り:10.63%

Hess Midstream Partners(HESM)

配当利回り:8.08%

MPLX Common(MPLX)

配当利回り:11.76%

Black Stone Minerals(BSM)

配当利回り:12.42%

Enterprise Products Partners(EPD)

配当利回り:6.74%

Shell Midstream Partners(SHLX)

配当利回り:8.94%

Teekay LNG Partners L.P.(TGP)

配当利回り:5.01%

DirexionザックスMLP高配当インデックスETF(ZMLP)の株価と配当金履歴

ZMLPの配当金履歴

2018年の配当金合計 1.6ドル
2017年の配当金合計 1.6ドル
2016年の配当金合計 1.6ドル
2015年の配当金合計 2.55ドル
2014年の配当金合計 2.28ドル (3回分)

ZMLPの配当金履歴は2015年がピークとなる2.55ドルであったが、以降は基準価格の低下と共に減配を余儀なく強いられている。

2020年もZMLPが今の配当金をキープできるかどうかは要注目している。

ZMLPの株価

ZMLPZMLPのチャートはSBI証券より引用

ZMLPの株価は年々下落基調に見舞われており、高い配当金を捻出しているせいでファンドの資産も落ちていく一方である。

結論からすると、上位10銘柄の平均利回りは約8%程度なのに対し、ZMLPの配当利回りは10%もあるため、いかに実力以上の配当金を支払っている影響により、ETFの投資価格が年々下がっていることが分かる。

つまり、10%をキープし続けると、ファンドの総資産が減っていく可能性があり、ただちに利回りを6%程度に抑え、ファンドの資産を増やすために資金を内部留保する必要がある。

よって、一見高配当で魅力に見えがちなZMLPではあるが、配当利回りが下がることを待ち望むことがまず大事であり、利回り6%台まで落としてくれると、ファンドマネーが流れてくる可能性があり、魅力のあるETFになる可能性があると見ている。

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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。