米国株(個別で高配当)

【コロナウイルス】新型肺炎ショックでエクソン・モービル(XOM)の株価は下落

エクソン・モービル(XOM)

新型コロナウイルスが猛威を奮った2020年1-3月期ですが、日本人投資家に大人気にあるエクソン・モービル(XOM)の株価は軒並み下落しています。

コロナのせいで経済活動が停止する中で、今年の世界の石油需要は過去最大となる9%の落vち込みを記録し、エクソン・モービル(XOM)、シェブロン(CVX)をはじめとする石油メーカーは打撃を受けています。

続増配37年で株価が半分近くまで落ちてしまったエクソン・モービルが2020年も増配するかどうか注目しています。マクドナルドみたいに人員削減して増配する可能性も捨てきれません・・

この記事のポイント

  • エクソン・モービルは原油安の影響で10年振りとなる株価30ドルをつけて一時、配当利回りが11%まで上がるという異常事態が起きました。
  • エクソン・モービルは時価総額10兆円以上、増配年数20年以上、配当利回り5%以上と投資家に積極的に配当を還元する企業ですが、2020年もそのまま増配してくれるかどうか注目しています。
  • 4月13日、米メキシコ湾の深海油田から伸びるパイプラインで原油漏れが起こたことで、2つの油田で生産を停止したとエクソン・モービルは発表しています。

新型肺炎ショックでエクソン・モービル(XOM)の株価は下落

エクソン・モービル(XOM)のチャート

エクソン・モービル(XOM)の長い過去10年のチャートを見ていきましょう。

エクソン・モービル(XOM)

2019年は、収益減、利益は大幅減と、エクソンモービルにとってかなり厳しい1年となりました。チャートの赤い部分はコロナウイルスの始まりですね。

原油価格に影響されるエクソン・モービルの株価は一時30ドル前半まで下落しており、これはリーマンショックを超える歴史的な安値となります。

2020年では、新型コロナウイルスが顕在化されるまではアメリカがイランと対立しており、上昇していた原油価格が下落したことから石油大手エクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)といった有名なエネルギー株が売られました。

そして後は、サウジアラビアとロシアの原油価格の全面戦争。

世界の石油供給過剰の影響でエクソン・モービルはその影響を受ける形となりました。

エクソン・モービル(XOM)エクソン・モービル(XOM)のチャートはSBI証券より引用

新型コロナウイルスや原油を巡る国際情勢が引き金となり、エクソンモービルの株価も下落しており、70ドルから30ドル台へと2008年のリーマンショックを最安値を更新しています。

エクソン・モービルの株価を売って現金化する動きが加速しています。

そして一時、配当利回りはなななんと11%まで上昇した日もあったくらいです。

直近の下落の理由はjpreutersによると、米シェール企業が原油急落で設備投資・生産削減を加速しているとされています。

原油価格の急落を受け、米シェールオイル生産企業が設備投資の抑制を加速させている。将来の生産削減の可能性もある。

https://jp.reuters.com/companies/XOM

これにより、配当利回り5%台だったエクソン・モービル(XOM)の利回りが大きく上昇する形となり、2020年03月17日現在では配当利回り9%という今までに見たことがない数字になっています。

同業種で巨大企業のシェブロン(CVX)は配当利回り4%から6%へとこちらもさらに高配当株化しています。

これまでにエクソン・モービルが下落した主な要因

  • 原油価格下落で苦戦し、2019年度の売り上げは前年比減少見込みエクソン・モービルの株価は下落。
  • 中東情勢巡る警戒感でエネルギー株が売られ、エクソン・モービルも下落。
  • サウジアラビアとロシアの原油価格の全面戦争。その影響で世界の原油の在庫は増加を続ける傾向となっています。
  • 新型コロナウイルスショックの影響により、株価は大きく下落しています。

エクソン・モービル(XOM)の保有株数と含み損

こちらが私が保有しているエクソン・モービルの保有株数や取得単価。

保有株数 6
取得単価 70.83ドル
現在の株価 34.49ドル
評価損 -218.10ドル

6口程度しか保有していなく、70ドルで取得していることから投資金額としては50,000円程度です。

私のエクソン・モービルの投資ポイント

  • まだまだ景気が長く低迷することも考慮して、エクソン・モービル(XOM)の保有比率はポートフォリオの1-2%程度の少額の投資になると思います。
  • 投資という側面から見れば、高配当のエクソン・モービルは今は買いチャンスだと思いますが、原油安による収益悪化に伴い、連続増配がストップするというリスクはあります。こればかりはどうなるか分かりません。

歴史的に原油が急落している今の環境では、体力がない石油関連企業が次々と倒れていく現象が起こっていますが、エクソン・モービル、シェブロンは最後まで生き残れる力はあると信じています。

ちなみに、エクソン・モービル(XOM)がどんな銘柄なのか、こちらの記事で色々解説しているので、興味がある方は一度チェックしていただけると嬉しいです。

エクソン・モービル(XOM)
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エクソン・モービル(XOM)の配当利回りは急上昇

エクソンモービル(XOM.N)

エクソン・モービル(XOM)は世界で時価総額20位以内に入っているアメリカの巨大な石油製造・販売企業であり、配当利回りが高いことから、配当金大好きな日本投資家には根強い人気があります。

実際に私もその高配当な利回りに魅了してしまい、わずか6株程度投資をしていますが、まさかここまで暴落することは誰しもが想定しなかったことでしょう。

そして、今回の下落によりエクソン・モービルは時価総額を減らしているので、世界時価総額ランキングでは20位から29位へとランキングを落としています。(ちなみにトヨタ自動車は36位)

エクソン・モービル配当利回り3%、時価総額10兆円以上、連続増配年数20年以上の優良企業ではあるものの、今後もその厳しい条件をクリアしていくかどうか焦点ですね。

配当利回り3%、時価総額10兆円以上、連続増配年数20年以上の企業

  1. AT&T(T):通信企業
  2. シェブロン(CVX):エネルギー・石油製造販売企業
  3. アイ・ビー・エム(IBM):コンピュータ関連企業
  4. コカ・コーラ(KO):飲料メーカー企業

業績が悪いにもかかわらず、企業が配当をキープするには人員コストの削減、規模縮小とった手段を取ることが多く、2020年はマクドナルドが投資家の為に人生削減を行っています。

米国企業は株主ファースト思考でケチケチで減配大好きな日本企業とは大違いですね。

エクソン・モービル(XOM)は株価下落中でも高い格付けを持っている

エクソン・モービル(XOM)に対する債務格付けはこの通りとなっています。

信用格付け会社 評価
Moody’s Aa1
S&P AA
Fitch A-

債務格付けの意味

  • AAA:債務返済の能力は極めて高い。S&P の最上位の個別債務格付け。
  • AA:債務者の能力は非常に高く、最上位の格付け(「AAA」)との差は小さい。
  • A:債務者の能力は高いが、上位 2 つの格付けに比べ、事業環境や経済状
    況の悪化の影響をやや受けやすい。
  • BBB:債務能力は適切であるが、事業環境や経済状況の悪化によって当該
    債務を履行する能力が低下する可能性がより高い。
  • BB以下:債務は投機的要素が大きい。

エクソン・モービル(XOM)はAという高い格付けを持っており、ライバル会社のシェブロンも同様にAという高評価です。

エクソン・モービル(XOM)を扱っているETFの一部を紹介

エクソン・モービル(XOM)について

エクソンモービル(XOM.N)

エクソンモービルは、アメリカ合衆国テキサス州に本社を置く、総合エネルギー企業です。石油メジャー最大手であり、スーパーメジャーと呼ばれる6社の内の一社。

地域別に売上構成を見ると、米国が34.7%、米国以外が65.3%となっています。

世界時価総額29位でありながら高い利回りを誇り、今まで安定した配当金を支払ってくれるエクソン・モービル(XOM)に興味はあるけど、個別株よりもETFが良いという方へ。

エクソン・モービル(XOM)を扱っているETFがたくさん存在しますのでご心配なく。

米国ETFの最大のメリットといえば、企業一社のみに直接投資しなくても、ETFに投資するだけで一括で複数社に投資してくれるということ。

つまり、人気のあるETFはアメリカの80社以上に投資することが多く、エクソン・モービル(XOM)に間接的に投資することが可能となります。

エクソン・モービル(XOM)に投資している人気のある米国ETFはこちらです。個人的にはVYMVOO、またはSPYDは長期保有に向いており、おすすめのできるETFですね。

バンガード・S&P 500 ETF (VOO)

vooは他ETFにはない大型株(マイクロソフト、アマゾンなど)にも投資しているETFなので、個人的にはこちらが一番おすすめですね。運用資産額もそれなりに巨大で、初心者には最もおすすめができるETFでしょう。

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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。