米国株(高配当ETF)

【米高配当ETF】RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)を紹介

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)

米国ETFの中にはアメリカ市場の株式に投資しているETFもあれば、債券やエネルギー、さらにリート(不動産投資信託)に投資しているETFが存在したりします。

リートに関しては扱っている銘柄は少ないものの、その中でもニューヨーク市場に上場しているリートETFで、アメリカ以外の先進国に投資しているETFが存在し、その名もRWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)という銘柄。

日本の証券会社から購入可能な米国不動産ETFは数が限られるが、その中の一つであるRWXについて調べて見ました。

本日はRWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)の特徴、どのような先進国に投資しているか、そして配当金の推移と利回りを紹介します。

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)はどんな銘柄?

SPDR ダウ・ジョーンズ・インターナショナル・リアル・エステート ETF(SPDR Dow Jones International Real Estate ETF)は世界(米国を除く)不動産市場に基づくダウ・ジョーンズ・グローバル(米国を除く)セレクト不動産証券指数の株価・配当利回りの実績との連動を目的としている。

同指数は浮動株調整の市場時価総額指数で、米国を除く先進国・新興国で公的に取引される不動産証券の実績を測定するために設計されている。

同ファンドの投資顧問はSSgA Funds Management, Inc.である。

SBI証券より

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)はアメリカを除く先進国の不動産投資信託に投資しているETFであり、投資先として、日本やシンガポール、イギリス、フランス、ドイツといった10カ国以上の先進国が含まれているETFですね。

名称 SPDR ダウ・ジョーンズ・インターナショナル・リアル・エステート ETF(SPDR Dow Jones International Real Estate ETF)
ティッカー RWX
純資産 1,974万ドル(約2,150億円)
設立 2006/12/15
経費率 0.59%
権利落ち日 四半期毎(3月、6月、9月、12月)配当金の支払いはその翌月。

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)の投資のメリット

  1. 米国を除く世界の先進国の不動産投資信託に投資ができる。
  2. 株を保有しているだけで年に4回も配当金を受け取ることができる。
  3. 株の値動きが安定しているため、チャートをあまり気にせず、安定したリターンを得ることができる。
  4. 120個もの銘柄に投資している、分散効果が得られる。

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)の投資のデメリット

  1. 米国が含まれていないため、米国のリートに投資したい場合には「IYR」や「RWR」といったETFが存在するので、そちらに投資する必要がある。
  2. RWXの投資先として、後ほど後述するが日本が3/1近くを占めるため、J-REITに投資すればわざわざRWX投資しなくても良いかも知れない。
  3. 配当額の増減が月によっては激しく、高配当ではあるが、安定した配当ではない。

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)の株価

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)は2006年12月に設立したETFで、2008年のリーマンショックには大きく株価を落としています。

それ以降は緩やかな回復を見せており、ここ10年の間、株価は30~45ドルあたりを推移していて、非常に安定した値動きとなっている。

現在のRWXの株価が39ドルとなっており、高値と安値の中間付近に位置するため、4,500円もあれば1株購入することができるため、少額で始めやすいというのもメリットの一つだ。

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)の配当利回りと配当金の推移

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)の配当利回り

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)

RWXの配当利回りは現時点で8.83%となっているが、それは2019年12月の権利落ち日で1株あたりの配当金が2.48ドルだったため、一時的に大きくしているのだ。

ただし、今までの配当金の推移を見ると、3月、6月、9月、12月の権利落ち日の中でも12月の方が多く配当金を支払うことが多々あり、12月以外では1株あたり0.4ドルの配当金を支払うことがあるため、利回りは安定していないと見ている。

そのため、12月には一時的に多く支払うものの、年間を通して平均利回りは3~4%だと思った方が良いだろう。

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)の配当金の推移

こちらは1株あたり保有していると、年間で貰える配当金となっています。

RWXの配当金を貰うには3月、6月、9月、12月までに株を保有する必要はあり、配当金の支払いは翌月となります。

2019年 3.46ドル
2018年 1.86ドル
2017年 1.12ドル
2016年 3.15ドル

2019年の12月配当がずば抜けて多く、1回で2.5ドルの配当が支払われていることで利回りを大きくしています。

ただし、それ以外では0.3ドル程度の低さで12月以外の月では配当金が大きく下がるため、3、6、9月の配当金は期待できないことでしょう。

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)の投資先

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)の投資TOP10国

国名 投資比率
日本 30.96%
イギリス 10.85%
オーストラリア 10.06%
シンガポール 8.79%
ドイツ 6.80%
香港 6.43%
オランダ 4.32%
フランス 4.15%
カナダ 3.19%
スウェーデン 2.66%

RWXの投資先として、日本への割合が30%も占めており、なんとポートフォリオの3/1が日本という数値になっている。

日本の場合はJ-REITというのが存在するので、例えば「日本ビルファンド」、「三菱地所」といった個人でも買えるような銘柄がRWXに含まれているようだ。

RWX(SPDR ダウ インター リアル エステート ETF)の保有上位10銘柄

RWXの保有銘柄のうち、上位10がこちら。RWX自体は保有している銘柄の数は120以上で、1位にはなんと国内の三井不動産だ。

銘柄 保有比率
三井不動産 4.64%
Link Real Estate Investment Trust 3.78%
Goodman Group 3.13%
Deutsche Wohnen SE 2.66%
Scentre Group 2.42%
SEGRO plc 2.35%
Unibail-Rodamco-Westfield SE Stapled Secs Cons of 1 Sh Unibail Rodamco + 1 Sh WFD Unib Rod 2.24%
日本ビルファンド 2.02%
Gecina SA 1.90%
ジャパンリアルエステイト投資法人 1.78%

上記2位のLink Real Estate Investment Trustは香港で最初の不動産投資信託であり、現在、時価総額ではアジア最大のリートだ。

3位のGoodman Groupはオーストリアの不動産投資信託で、世界中の倉庫、大規模な物流施設、ビジネスパーク、オフィスパークなどに投資をしているリートだ。

RWXが投資している日本国内のJ-REITの一部がこちら。下記以外にもまだまだ存在するが、書ききれないため、一部抜粋しています。

  • ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人
  • 福岡リート投資法人
  • 投資法人みらい
  • 星野リゾート
  • 日本賃貸住宅投資法人
  • 東急リアル・エステート
  • ユニゾホールディングス
  • イオンリート投資法人
  • フロンティア不動産投資法人
  • ジャパンエクセレント投資法人
  • 日本ロジスティクスファンド投資法人
  • 投資法人森ヒルズリート投資法人
  • 日本リート投資法人

といったJ-REITだ。

似たような銘柄にはIFGLが存在する

実は今回したRWXと全く同じような性質を持った銘柄が存在しており、世界最大の資産運用会社であるブラックロック社が運用するETFで、IFGL(iシェアーズ米国を除く先進国REIT)という銘柄だ。

IFGL
【海外高配当ETF】IFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF)の紹介IFGL(iシェアーズ米国を除く先進国 REIT ETF)は配当利回り3~5%もある海外リートETFであり、高配当銘柄であります。...

IFGLもRWX同様にポートフォリオには日本、香港、ドイツ、イギリス、オーストラリア、シンガポール、カナダ、スウェーデン、オランダ、フランスなどが含まれており、日本がポートフォリオの25%も占める割合となっている。

日本の場合、国内で扱っているJREIT(不動産投資信託)の個別銘柄に投資した方がリターンとして上回り、例えばホテル関連のリートとしてインヴィンシブル投資法人という国内の銘柄は配当利回りが6%だ。

よって、IFGLやRWXという世界のリートに投資する最大のメリットとして分散効果が得られるという点で、アメリカのリートに投資しているIYRやRWRのどれかにも投資することで、世界+アメリカのリートに一括することができるでしょう。

私はRWXはまだ保有していないものの、IFGLとさほど変わらないため、IFGLかRWXどっちを選ぶ場合、どっちも同じ投資パフォーマンスのため、まあどっちでも良いだろう。

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個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。