米国株(高配当ETF)

【米高配当ETF】iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF(HYG)の紹介

HYG(シェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF)

米国のETFには債券、株式、不動産(REIT)に分散した投資を行う事が出来ます。その中でも株価が上下あまり変動せず、毎月分配金がもらえて、かつ配当利回りが魅力なのが債券です。

私がいくつか投資している米国のETFの中で、債券の銘柄がいくつか含まれており、高配当で毎月分配金が魅力な銘柄があります。

今は配当金(不労所得)だけで毎月10万円を目指して、コツコツと米国配当株・米国ETFに投資しています。

本日は株価の値動きが安定しているHYG(iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF)という銘柄について紹介したいと思います。

HYG(SPDRハイイールド債券ETF)はどんな銘柄?

iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF(iShares iBoxx $ High Yield Corporate Bond ETF)はMarkit iBoxx USD Liquid High Yield Index(同指数)の投資成果を目指すファンドである。

同指数はルールズベースド型の指数で、インデックスプロバイダにより指定されたドル建ての売却可能の高利回り米国流動社債を含む。

同インデックスは、大、中及び小時価総額の企業を含むことができ、消費者サービス、石油・ガス、金融、産業及びその他のセクターに投資する。同指数のコンポーネント及びこれらのコンポーネントの程度は特定の産業を表する。

同ファンドは一般的に同指数の有価証券及び同指数の有価証券に実質的に類似のエクスポージャーを提供する投資にその資産の少なくとも90%を投資する。

同ファンドの投資アドバイザーはBlackRock Fund Advisors (BFA)である。

(SBI証券より)

簡単にいえば、HYG(iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF)はジャンク債(あるいはハイイールド債券)に投資しているETFです。

ジャンク債というのは、その名前の通り、高利回りな債券を示します。HYGは格付けが低く、その分高利回りになっている社債で構成されるETFということになります。

純資産が1兆円もあるETFなので、色んなハイイールド債券に投資しているETFであるため、ETF自体がすぐになくなる可能性は低いし、分配金の利回りもずっと5%台をキープしています。

HYGのような社債ETFに投資をすることで、毎月分配金を貰うことができるため、分配金という究極の副収入が好きな私にとってはポートフォリオに入れたくなる銘柄です。

上場日 2007/04/04
分配金回数 毎月
株価 80.05(2020/03/07現在)
分配利回り 5.03%
投資対象 米国ハイイールド債
運用会社 ブラック・ロック
決算回数 12回
経費率 0.49%

1口の購入価格が80ドル(約9,000千円)と再投資するにはそれなりの資金が必要なため、今は約3~4ヵ月おきくらいに1口の購入ペースといった感じで、過剰な投資をせず、余剰資金内で保有しています。

ハイイールド債とは何か?

ハイイールド債(ハイイールドさい、英: high yield bond)とは、高利回りの債券のこと。投機的格付債(英: speculative-grade bond)、ジャンク債(ジャンクボンド、英: junk bond)と呼ばれるものとほぼ同義である。

具体的には格付け機関が行なう格付けにおいてダブルB以下、即ち、S&P社ならBB以下、ムーディーズ社ならBa以下に格付けされた債券を指す。普通ハイイールド債は社債同士を比べた評価・表現である。ハイイールド債は、一般的に信用格付けが低く、元本割れが発生するリスクが高い分、利回りは高く設定されている。このハイイールド債(ジャンクボンド)を分析し、期待値の高い銘柄をポートフォリオに組んで成功したのがマイケル・ミルケンであり、それゆえ彼はジャンクボンドの帝王と呼ばれた。

総収益値の分散を小さくするには巨大なポートフォリオが必要となる。1989年におけるハイイールド債の主要な投資家は次のとおりであった。まずミューチュアル・ファンド(30%)、保険会社(30%)、年金基金(15%)、外国投資家(9%)、貯蓄貸付組合(7%)、個人投資家(5%)、企業(3%)、証券会社(1%)。投資家の資質よりも資金力がポートフォリオの収益性を安定させる鍵であった。

なお、ハイイールド債とは逆に、信用格付けが高く元本割れが発生するリスクが低いものを投資適格債と呼ぶ。デフォルトリスクの低い公債が投資適格債の代表である。(wikipediaより引用)

ハイイールド債は信用力が低く、利回りが高い社債となるので、そういった個別銘柄としてはあまり保有したくないような企業の社債にHYGは投資しています。

HYGは高配当の割に十分に分散がされており、リスクも許容範囲内と感じではないでしょうか。

HYG(iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF)の投資のメリット

  • HYGは1,022個もの銘柄に投資しているため、高い分散効果が得られます。
  • そのため、個人では中々銘柄に投資しているため、HYG一つでアメリカを含む複数の国の社債に投資することができるのもメリットの一つ。
  • 毎月分配金が貰えて、かつ高配当である。
  • 他の債券ETFに比べると、経費率がもう少し低めなので、やや有利である。
  • 解約手数料がかからない。

HYG(iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF)の投資のデメリット

  • 債券ETFは外国債券を対象としたETFが多くを占めます。その為、為替リスクがあります。
  • 似たような銘柄でJNKと比較すると、信託報酬がやや高め。

HYG(iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF)の組入れ上位銘柄

名称 保有比率
BlackRock Cash Funds Treasury SL Agency Shares 1.53%
Altice France SA 7.375% 01-MAY-2026 0.59%
Sprint Corp. 7.875% 15-SEP-2023 0.55%
TransDigm, Inc. 6.25% 15-MAR-2026 0.50%
CCO Holdings LLC 4.75% 01-MAR-2030 0.43%
Centene Corporation 4.625% 15-DEC-2029 0.43%
CCO Holdings LLC 5.125% 01-MAY-2027 0.39%
VRX Escrow Corp. 6.125% 15-APR-2025 0.38%
Teva Pharmaceutical Finance Netherlands III BV 3.15% 01-OCT-2026 0.37%
New Red Finance, Inc. 5.0% 15-OCT-2025 0.35%
HCA, Inc. 5.375% 01-FEB-2025 0.34%

HYGは1,000個もの銘柄に投資しており、保有銘柄の上位TOP10ではないものの、204位にスプリントというアメリカ第4位の携帯電話会社が含まれています。

スプリントいえば日本のソフトバンクが過去に買収したことで話題になった会社です。

そのほか、格付けの低い企業の社債ということもあり、なじみのない会社が多いのが目立ちます。

組入れ上位の銘柄は日が経つにつれ、変動することもありますので、きっと1年後には上記の表に登場する企業はころころ変わることでしょう。

HYG(iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF)の投資先の国TOP10

投資比率
アメリカ 82.57%
カナダ 5.57%
オランダ 2.86%
ルクセンブルク 2.86%
イギリス 2.70%
フランス 1.22%
アイルランド島 0.94%
ケイマン諸島 0.50%
イタリア 0.45%
オーストラリア 0.32%

HYGは主にアメリカの企業の債券を主として投資しており、その他の色んな先進国の社債にも投資していることが分かります。

HYG(iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF)の株価とチャート

HYG(iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF)

HYGは2008年のリーマンショック、2016年のチャイナショック、2018年のアップルショックで下落しますが、チャートが横ばいで、基本的に保有したところで大きく値上がりが期待できるようなETFではないでしょう。

HYGのような債券ETFはどうしてもボラティリティが低く、価格変動があまりないですね。平常時の株価は株式に比べて安定しているように見えます。

よってHYGは値上がりを狙うようなETFではなく、保有してそのまま配当金を貰うというインカムゲイン目的で投資するのがベストだと考えています。

HYGの組入れ銘柄数は1000個以上ということもあり、高い分散効果でリスクを極限まで抑えているということです。

債券とはいえどもHYGはジャンク債で構成しているETFのため、金融危機などが発生すると、金融機関や投資家からの売りが入って値下がりしやすいということを理解しておきましょう。

HYG(iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF)の配当金の推移

権利落ち日までにHYGの株を保有することで、翌月には証券口座に配当金が振り込まれていることでしょう。

権利落ち日 1口あたりの分配金
2020年03月02日 0.37ドル
2020年02月03日 0.36ドル
2019年12月19日 0.31ドル
2019年12月02日 0.34ドル
2019年11月01日 0.36ドル
2019年10月01日 0.35ドル
2019年09月03日 0.37ドル
2019年08月01日 0.36ドル
2019年07月01日 0.38ドル
2019年06月03日 0.38ドル
2019年05月01日 0.36ドル
2019年04月01日 0.37ドル
2019年03月01日 0.38ドル
2019年02月01日 0.38ドル

こちらの表では1年の合計の配当金となります。

2019年合計 4.39ドル
2018年合計 4.49ドル
2017年合計 4.46ドル
2016年合計 4.56ドル

HYGの分配金に関して、2016年はピークとなる1口あたりの合計配当金が4.56ドルとなっており、2016年以降は減配気味です。

ただし、株式投資と比べると株価が安定している点ではインカムゲイン目的(配当金を貰う目的)で利回りが出来るだけ高い商品に投資したいというのであれば、HYGは最適なETFの一つと言っても過言ではありません。

HYGに似たようなETFとしてJNKという関するする銘柄が存在するため、こちらもチェックしてみてください。

JNK(SPDR BBバークレイズ ハイイールド債券 ETF)
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30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。