米国株(高配当ETF)

【高配当ETF】iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)の紹介

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)

今や国内の証券会社を通じて、個人でも海外ETFは先進国の債券に投資ができる他、新興国の債券にも気軽に投資することができます。

今回は世界最大の資産運用者とされているブラック・ロック社が運用している新興国債権に投資しているETFである、iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)という銘柄について紹介します。

SBI証券といった国内の証券会社で購入することができ、新興国債権についてメリットやデメリットについて解説します。

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)はどんな銘柄?

新興国債権とは?

新興国債権とはその名の通り、メキシコやブラジルといった新興国が発行する国債です。

先進国とは異なり、政治や経済が不安定な新興国が発行していることもあり、信頼性は低いですね。リスクが高い分、高めの利息を得ることができます。

国が発行する債券のことを国債と言い、iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)はそういった新興国の国債に投資しているETFです

新興国債権のポイントとして、利息が高めとなっているため、高いリターンを得ることができます。つまり、日本国債よりも高い利回りが魅力的ですね。

新興国債権の投資のメリット

  • 高い利回りを受け取ることができる。
  • 毎月分配金が見込める。
  • 分散投資ができる。

新興国債権の投資のデメリット

  • 為替リスクが大きい。
  • ファンドの値上がりは期待できない。

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)とはどんな銘柄?

iシェアーズ J.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券 ETF(iShares JPMorgan USD Emerging Markets Bond ETF)は、一般に、JPモルガンEMBIグローバル・コア指数の価格・収益表現に連動する投資成果を目指した運動を行う。

同指数新興市場国の人気のある外国債券総利回りを追跡する分散型米ドル建て新興市場債券ベンチマークである。

同ファンドは、同指数に含められ、投資プロフィールが集合的に同指数に似る代表サンプル証券に投資する。同ファンドの投資顧問はブラックロックファンドアドバイザーである。

(SBI証券より)

本日紹介しているEMBという海外ETFに投資することで、新興国の米ドル建て債券に投資することができます。

このETFは純資産残高は約1兆6,000億円と巨大であり、1株でも保有しているだけでも安定した毎月分配金を受け取ることができるため、分配金好きな投資家には人気があります。

EMBは債券ですから新興国株式に比べリスクは低いです。新興国の国債に投資するETFとして、ポートフォリオに加えても良い銘柄だと考えています。

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)の基本情報

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)は、その名の通り新興国の債券市場に分散投資ができる海外ETFであり、国内の証券会社(例えばSBI証券)で個人でも気軽に購入することができます。

EMBの国別構成比率の上位10カ国はこのようになっています。

国名 投資比率
メキシコ 5.65%
インドネシア 4.95%
トルコ 4.11%
カタール 3.97%
フィリピン 3.69%
サウジアラビア 3.69%
ブラジル 3.54%
コロンビア 3.47%
ロシア 3.41%
南アフリカ 3.02%

しかも1株保有しているだけで毎月配当金を受け取るができるため、積極的にリターンを取ることが可能ですね。

海外ETFの売買単位は1株から少額で取引可能のため、2020年03月08現在、1株115.30ドル(約12,000円)でEMBを購入することができます。

こちらがEMBの基本情報です。

株価 115.30ドル(約12,000円)
上場日 2007年12月17日
分配金回数 毎月分配金がもらえる
経費率 0.39%
配当利回り 4.42%
ETFの純資産 15,897.48万ドル(約1.6兆円)

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)の株価とチャート

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)のチャート

2008年のリーマンショックではさすがに債権ETFの株価が下がっていますが、2012年の政権交代以降、EMBはとても安定した値動きとなっています。

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)はご覧の通り、キャピタルゲイン(ファンドの値上がり益)は狙いにくいですが、安定したインカムゲイン(配当目的)を得ることができるでしょう。

債権の価格が上昇すると利回りは下がるが、こういった債券ETFを投資のポートフォリオに加えることで株価が暴落した場合でも影響を受けないことがあるため、バランスを取ることができます。

債権は一般企業の株と比較するとそこまでボラリティが高くなく、値動きが安定していて、分配金などのインカムゲインが安定的に出ることがあります。

そのため、投資する際は株式と合わせて債権もポートフォリオを加えると投資パフォーマンスが安定することができます。

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)の運用実績と配当・分配金

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)の運用実績

こちらの表はiシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)の投資パフォーマンスとなります。

過去1年 12.49%
過去2年 14.56%
過去3年 18.90%
過去5年 32.71%
設定来 111.31%

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)は上場してから株価が111.31%も上昇したこととなるため、投資パフォーマンスとしては悪くない数値でしょう。

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)の配当・分配金

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)の配当利回りは2020年03月時点で4.42%と高配当です。

投資信託(非上場)の場合は投資家自ら投資したお金がそのまま戻ってくるのに対し(いわゆるタコ足分配)、ETFの場合、分配金はファンドでの運用益からのみ出されるため、安心して受け取れます。

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)は年間12回、毎月分配金を受け取ることが可能です。

以下、iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)の過去の分配金の推移です。

2019年 5.17ドル
2018年 5.86ドル
2017年 5.27ドル
2016年 5.32ドル

最後に

iシェアーズ JPM USDエマージング債券 ETF(EMB)は新興国のドル建て債券に投資することで、株式投資よりも低いリスクで新興国への投資を行うことが出来ます。

一般の株式と比べると債券は値動きが少ないため、大きくは稼ぐことは出来ない分、分配金などの配当金を安定的稼ぐことができるという大きなメリットはありますね。

債券ETFは様々な国債、社債を扱っているファンドが存在し、分散投資という面においてはメリットがあります。

株式とは異なる値動きをすることため、積極的にリターンを取ることはできますが、リスクもあることから、株式70%:債券30%といった比率で投資するのも良いでしょう。

新興国以外の先進国の債券として、米国債に投資しているETFがBLVという銘柄が存在するので、こちらの記事も是非チェックしてみてください。

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30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。