米国株(個別で高配当)

ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の第2四半期の決算結果

ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)

ベライゾン・コミュニケーションズ(NYSE:VZ)は米国のインターネット・携帯・通信業の会社として売り上げ1位を誇ると共に、同業種の他社と比較すると、時価総額が世界一位です。

ちなみに、2019年ではインターネット・携帯・通信業の企業ではAT&T(NYSE:T)が米国1位でしたが、近年、ベライゾンは携帯端末の5Gサービスで顧客を大きく伸ばすと共に売り上げも伸びています。

米国の企業は国内の証券会社を通じてたった1株から投資することができますが、投資すると年間4回も配当を受け取ることができるため、決算回数もまた4回ほど各企業は発表されます。

ベライゾン・コミュニケーションズの場合、配当の権利落ち日が1、4、7、10月のため、これらの月になると決算内容が公式ページにて発表されるケースがあります。

今日の記事ではベライゾン・コミュニケーションズ(NYSE:VZ)の第2四半期の決算内容についてお伝えします。

  • ベライゾン・コミュニケーションズ(NYSE:VZ)の配当利回りは執筆時点では4.40%です。ライバルのAT&T(NYSE:T)は6.9%のため、比較するとディフェンシブな銘柄です。
  • 新型コロナウイルス(CODIV-19)不況下でも同社が展開する携帯端末の5Gサービスは新規顧客も増加しているため、ニーズのある企業だと考えています。
  • ベライゾン・コミュニケーションズは第2四半期の収益と純利益は市場予想を上回る結果となりました。

ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の第2四半期の決算内容

ベライゾンコミュニケーションズ(VZ)

ベライゾン・コミュニケーションズは主に携帯電話通信事業・インターネット通信・メディア事業を展開している企業で、新型コロナウイルス(COVID-19)が世界中で蔓延する中、同社の5Gサービスの需要は高まりました。

今回の第2四半期では、ベライゾン・コミュニケーションズは新型コロナウイルスで多くの企業が業績を下方修正した中、良好な財務結果を発表しています。

第2四半期 前年度
利益 304億ドル 321億ドル
純利益 43.7億ドル 39億ドル
EPS 1.18ドル 1.23ドル

ベライゾンは今期、304億ドル(前年度は321億ドル)の利益を発表しました。前年度に比べると利益は少し低下していますが、純利益は+4.7億ドル増加しています。

元々、アナリストの予想では、ベライゾンの収益は299億ドルと推測していたようですが、今回は市場の予想を上回る内容だったといえます。

1株あたりの利益(EPS)は1.13ドルを報告しています。前年度に比べると少し減少していますが、少しつまづいたかなというレベルです。

EPSとは会社の1株当たりの当期純利益のことです。「Earnings Per Share」の略で、企業の財務分析に指標の1つとして利用されます。

EPSから読み取れるのは、企業の「収益性」と「成長性」です。収益性からわかることは端的にいうと「企業が効率よく儲けているかどうか」、成長性は「会社が順調に大きくなっているか」となります。

電話の総加入者数:前年度に比べると23.3%減少しています。携帯電話の加入件数は前年の244,000に対して173,000でした。

電話解約:0.58%で、前年度と比較すると解約件数は減少しています。

外出規制によって、ベライゾンの店舗への来客数が減少しており、新規加入が抑制されてしまいましたが、インターネットサービスへの需要増が支援したほか、月額料金を支払う携帯電話契約者数が増加しています。

ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)は2020年も増配なるか

筆者はベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)に4口ほど投資していますので、同社が2020年も増配するか気になるところです。同社は10年以上増配しているのに、対し、ライバルのAT&T(NYSE:T)は増配年数を36年に伸ばしています。

米国企業では日本企業とは異なり、配当を増配する文化があります。増配をストップしてしまうと株価が低迷することがあるからです。

日本企業では「会社は社長のものだ」という考え方に対し、米国では「会社は株主のもの」思考が強いです。

こちらの表ではベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の1株あたりの配当を示しています。増配は緩やかなペースで推移していることが分かります。

ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の1株配当金

今のところ、1年ごとに0.05ドルずつ増えており、過去の実績から見ると、主に10月権利落ち日の配当を増配するケースがあります。

1Q
(12-2月)
2Q
(3-5月)
3Q
(6-8月)
4Q
(9-11月)
年間配当
2015年 $0.55 $0.55 $0.55 $0.565 $2.22
2016年 $0.565 $0.565 $0.565 $0.5775 $2.27
2017年 $0.5775 $0.5775 $0.5775 $0.59 $2.32
2018年 $0.59 $0.59 $0.59 $06025 $2.37
2019年 $0.6025 $0.6025 $0.6025 $0.615 $2.42
2020年 $0.615 $0.615      

新型コロナの影響で業績に苦しむAT&T(T)も既に今年は増配しているため、10月の権利落ち日にはベライゾン・コミュニケーションズも追随して増配する可能性があると考えています。

2020年の新型コロナの影響で多くの企業が減収、減配や無配を発表しているにもかかわらず、ベライゾン・コミュニケーションズはキープしています。

  • 配当の権利落ち日は1月、4月、7月、10月。
  • 配当金の支払いは権利落ち日の翌月の2月、5月、8月、11月月。

携帯電話は私たちの生活にとって必需品ですから、今後も5Gサービスは需要は益々高まることが考え、こうした事業を展開するベライゾンは魅力ある銘柄だと考えています。

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参考になる書籍を紹介
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ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。