米国株(個別で高配当)

【米国株動向】ギリアド・サイエンシズ(GILD)の配当・株価・決算

ギリアド・サイエンシズ(GILD)

本日紹介する米国株はギリアド・サイエンシズ(NYSE:GILD)という銘柄です。

主に抗インフルエンザ薬「タミフル」の開発で知られており、大手製薬企業のロシュ社にライセンスを供与して臨床開発を行い、1999年に使用承認を受けた会社です。

1987年に米国で設立され、現在世界35ヶ国以上で事業を展開し、従業員は1万2000人を超えています。(ちなみに2012年には日本法人も設立されています)

ギリアド・サイエンシズは、10年前とは異なりもはや高成長株ではありませんが、近年、主要な配当株およびバリュー株に変容しつつあります。

  • 新型コロナウイルス治療薬候補「レムデシビル」の投与が、重症患者の急速な回復につながったとのリポートが米医療関連ニュースサイトに掲載され、ギリアド・サイエンシズ(GILD)が話題となっています。
  • そのため、新型コロナに対する処方ワクチンをいち早く完成するかも知れないという医薬メーカーはギリアド・サイエンシズ(GILD)の可能性があります。
  • ギリアド・サイエンシズ(GILD)は中国の保健当局と協力して、レムデシビルによるさらなる検査を実施しています。

ギリアド サイエンシズ(GILD)について

会社名:Gilead Sciences, Inc.

本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州フォスターシティ

設立年:1987年

業種:医療・ヘルスケア

従業員数:11,800名

時価総額:9兆円(世界102位)

2019年の売上高:22,272,554,300ドル(約2.3兆円以上)

ギリアド・サイエンシズ(GILD)は、アメリカ・カリフォルニア州のフォスターシティに本社があり、世界第3位の大手バイオ製薬会社です。

バイオ医薬品とは、遺伝子組換えや細胞培養を応用してタンパク質から作られる薬です。

ちなみに2014年ではアムジェンという会社を抜いて1位でしたが、バイオ製薬会社のランキングでは常にギリアド・サイエンシズは上位にいるようです。

企業時価総額は9兆円と世界ランキング102位にランクインしている企業です。日本法人は2012年に設立されているようです。

ギリアド・サイエンシズ(NASDAQ:GILD)は、新型コロナウイルス(COVID-19)治療に関する可能性を発表した最初のバイオテクノロジー株です。

ギリアド・サイエンシズ(GILD)の投資情報

株価 69ドル(2020/08/06現在)
上場日 1992-01-01
株価 84ドル
配当利回り 3.8%
権利落ち日 3月、6月、9月、12月
代表名 Mr. Daniel P. O’Day

ギリアド・サイセンシズ(GILD)の信用格付け

ギリアド・サイエンシズ(GILD)に対する債務格付けはこの通りとなっています。

信用格付け会社 評価 状態
Moody’s A3 Stable (安定的)
S&P A Stable (安定的)

債務格付けの意味

  • AAA:債務返済の能力は極めて高い。S&P の最上位の個別債務格付け。
  • AA:債務者の能力は非常に高く、最上位の格付け(「AAA」)との差は小さい。
  • A:債務者の能力は高いが、上位 2 つの格付けに比べ、事業環境や経済状
    況の悪化の影響をやや受けやすい。
  • BBB:債務能力は適切であるが、事業環境や経済状況の悪化によって当該
    債務を履行する能力が低下する可能性がより高い。
  • BB以下:債務は投機的要素が大きい。

ギリアド・サイエンシズ(GILD)は格付け会社によって、高い評価を得ています。

ギリアド・サイエンシズ(GILD)は新型コロナウイルスの開発を行っている

ギリアド・サイエンシズ(GILD)

バイオ医薬品メーカー大手のギリアド・サイエンシズ(NASDAQ:GILD)が開発したレムデシビルは、重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)に対する有効性が報告されており、どちらのウイルスも今回の新型コロナウイルスと構造が似ていることから、新型コロナウイルス感染症への治療効果が期待されています。

現在は第3相臨床試験で安全性と有効性が評価されていますが、重篤な患者に対する例外的使用が認められる「コンパッショネート使用」制度に基づき、1,000人以上に投与されています。

よって今注目すべきヘルスケア株として、バイオ優良株のギリアド・サイエンシズ(NASDAQ:GILD)だと考えています。

トランプ米大統領は29日、ギリアド・サイエンシズが新型コロナウイルス感染症治験薬「レムデシビル」の臨床試験で有望なデータを得たとするニュースを歓迎すると述べた。

https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2020/04/274113.php

ギリアド・サイエンシズ(GILD)の配当実績について

ギリアド・サイエンシズ(GILD)

ギリアド・サイエンシズ(GILD)の1株あたりの配当金は年々右肩上がりで2020年は配当を増配しています。

直近の配当金はこのようになっています。

権利落ち日 1株あたりの配当金
2020-06-11 0.68ドル
2020-03-12 0.68ドル
2019-12-31 0.63ドル
2019-09-30 0.63ドル

ギリアド・サイエンシズ(GILD)は予想配当利回り3.8%、予想PER(株価収益率)9.2倍で取引されていて、バイオ優良株としては魅力的と考えられます。

今後かなりの増配継続が期待できる点です。

ギリアド・サイエンシズ(GILD)の株価

ギリアド・サイエンシズ(GILD)

ギリアド・サイエンシズ(GILD)の最新の株価はこちらのサイトで見ることができます。

https://usa-kabu.com/stock/detail/?ticker=GILD

ギリアド・サイエンシズ(GILD)は2015年8月頃は株価が120ドルがピークで、その後は2019年にかけて50%も下落しています。

現在、ギリアドの株価は1株あたり69ドル(約7,400円)で配当利回りは3.8%と比較的安定しています。

  • 2017年ではギリアド・サイエンシズの売上の見通しが市場の予想よりも下回ったことから株価が下落。
  • C型肝炎治療薬の主力製品の販売が落ち込んだことから2017年の売上は下方修正されている。
  • 2020年では新型コロナの治療薬の開発が期待される一方、初の治験は失敗に終わるものの、薬投薬には期待がかかっています。

ギリアド・サイエンシズ(GILD)の売上高

ギリアド・サイエンシズ(GILD)
売上高 売上 営業時間 純利益
2017年 26,107,000,000 14,124,000,000 4,628,000,000
2018年 22,127,000,000 8,200,000,000 5,455,000,000
2019年 22,449,000,000 4,287,000,000 5,386,000,000
2020年(予想) 22,406,609,100 10,148,761,000 6,866,671,000

同社の2019年の売り上げは224億ドルに上り、世界の医療用医薬品業界の中でも上位20社に入る規模にあたります。

医薬品の開発に膨大な投資が求められる製薬業界では、創業100年を超える多国籍企業が売り上げランキングの上位を占めているが、1987年にバイオベンチャー企業として創業されたギリアド・サイエンシズが、ここまで上り詰めたのは画期的なことです。

ギリアド・サイエンシズの経営戦略は「ブロックバスター戦略」で説明されています。ブロックバスター戦略とは、これまでの治療法を大きく上回る製品を投入し、圧倒的なシェアから膨大な売り上げを得て、開発費を回収するビジネスモデルです。

最後に

ギリアド・サイエンシズ(GILD)の競合企業としては、次のような4社が挙げられます。

医療用医薬品を販売する製薬企業の2018年世界売上ランキングでは、ギリアドサイエンシズは9位にランクインしています!

2018年の医療用製薬品の売上高の世界ランキングです。

順位 企業 売上高(百万ドル) 成長率
1 ジョンソン・エンド・ジョンソン 52,510 +12.3%
2 ノバルティス 50,798 +5.0%
3 ファイザー 48,986 -1.2%
4 ロシュ 45,144 +8.4%
5 メルク 40,991 +2.9%
6 アッヴィ 40,730 +18.8%
7 グラクソ・スミスクライン 40,436 +11.6%
8 サノフィ 40,342 -1.4%
9 ギリアド・サイエンシズ 29,634 -11.9%
10 イーライリリー 29,450 +10.6%
11 アムジェン 27,470 +6.8%
12 ノボ・ノルディスク 26,575 +13.5%
13 武田薬品 26,555 +7.6%
14 アストラゼネカ 25,614 +8.4%
15 ブリストル・マイヤーズスクイブ 25,254 +17.5%
16 テバ・ファーマシューティカル 23,380 -15.0%
17 バイエル 19,355 +1.2%
18 ベーリンガー・インゲルハイム 19,349 -7.1%
19 マイラン 14,421 -7.4%
20 アラガン 14,067 +0.4%

前項に述べた通り、ギリアドは新型コロナ治療薬として「レムデシビル」の治験、臨床実験を予定などしていることから、製品化することによって2021年は売上高は伸びる可能性があります。

新型コロナが招いた不況により、色んな企業がバタバタ倒産していく中、ギリアド・サイエンシズのような時価総額10兆円の医療メーカーは高いポテンシャルを発揮しています。

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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。