米国株(個別で高配当)

メルク(MRK)の株価・配当実績・売上高

メルク(MRK)

本日の記事ではメルク・アンド・カンパニー(Merck & Co.)というアメリカ合衆国ニュージャージー州に本社を置く、世界的な製薬会社について紹介します。

元々はドイツの化学・医薬メーカー、メルク(Merck KGaA)のアメリカ事業が第一次世界大戦中に接収されてしまい、アメリカにおいて独立したのが始まりとなっています。

SBI証券といった国内の証券会社ならどこでも個人でも簡単に投資ができます。

2020年5月10日時点では配当利回り3%と高配当銘柄の仲間入りです。

この記事のポイント

  • メルク(MRK)は大手の医療メーカーで1株から投資することができ、年間4回も配当金を貰うことができます。
  • 格付け会社のスタンダード・プアーズ(S&P)ではメルクはAA-という高い格付けを取得しています。本当に素晴らしいです。
  • メルク(MRK)は【VYM】といった人気のあるETFにも組み込まれている銘柄なので、VYMやVOOなど保有していると、間接的に投資することとなります。
  • がん治療薬「キートルーダ」を扱っていることで有名です。

メルク(MRK)の基本データ

会社名:Merck & Co. Inc.

ティッカーコード:MRK

本社:アメリカ合衆国ニュージャージー州

設立年:1891年

業種:医薬品

従業員数:71,000

時価総額:約20兆円(世界29位)

2019年の売上高:約1.2兆円

配当利回り:3.2%(2020年5月10日現在)

メルク(Merck & Co. Inc.)はグローバルな医療・ヘルスケア商品を製造、販売しているドイツに本社がある企業です。

世界140ヵ国に拠点を設けていることから、日本国内にも法人があります。

2009年11月に米同業大手のシェリング・プラウを買収し規模を拡大、現在は世界第3位製薬会社となっています。

メルクが展開している事業は、医薬品、動物用健康商品、コンシューマーケアの三本柱です。近年、「キイトルーダ」という抗がん剤の売上が伸びています。

メルクの歴史について

  1. フリードリッヒ・ヤコブ・メルクが1668年、ドイツのダルムシュタットというところで「天使薬局(Engel-Apotheke)」という薬局の経営権を取得したことから始まります。
  2. 1880年頃から1900年頃にかけて、本国外の英国ロンドン、米国ニューヨーク、ロシア帝国のモスクワなどにも支社を作り、世界的に事業を展開しています。
  3. 第一次世界大戦後、ドイツの会社であったメルクは敵国企業として、アメリカ政府に接収されます。
  4. 現在の米ニューヨーク上場のメルクアンドカンパニーとドイツのメルク社となります。

メルク(MRK)の業績

売上高・営業利益

メルク(MRK)の売上高

メルクの売上高は右肩上がりですね。営業利益率はここ数年、そこそこ伸びてきております。

ちなみに、医療用医薬品を販売する製薬企業の2018年世界売上ランキングでは、メルクはなんと5位です。医療メーカーとして高いポテンシャルを感じますね。

こちらのランキングでは私が保有しているファイザー(PFE)は3位、グラクソ・スミスクラインは7位です。ランクインしているTOP10の医療企業はどれこれも魅力がありますね。

順位 企業 売上高(百万ドル) 成長率
1 ジョンソン・エンド・ジョンソン 52,510 +12.3%
2 ノバルティス 50,798 +5.0%
3 ファイザー 48,986 -1.2%
4 ロシュ 45,144 +8.4%
5 メルク 40,991 +2.9%
6 アッヴィ 40,730 +18.8%
7 グラクソ・スミスクライン 40,436 +11.6%
8 サノフィ 40,342 -1.4%
9 ギリアド・サイエンシズ 29,634 -11.9%
10 イーライリリー 29,450 +10.6%
11 アムジェン 27,470 +6.8%
12 ノボ・ノルディスク 26,575 +13.5%
13 武田薬品 26,555 +7.6%
14 アストラゼネカ 25,614 +8.4%
15 ブリストル・マイヤーズスクイブ 25,254 +17.5%
16 テバ・ファーマシューティカル 23,380 -15.0%
17 バイエル 19,355 +1.2%
18 ベーリンガー・インゲルハイム 19,349 -7.1%
19 マイラン 14,421 -7.4%
20 アラガン 14,067 +0.4%

EPS(1株当たり利益)

メルク(MRK)のEPS

BPS(1株当たり純資産)

メルク(MRK)のBPS

会社の体力を表すBPSは、ずっとプラスで推移していますが、右肩下がりです・・

キャッシュフロー

メルク(MRK)のキャッシュフロー

メルク社のフリーキャッシュフローは、今のところ5年間プラスを維持しています。キャッシュフローは問題ないですね。

メルク(MRK)の株価

メルク(MRK)の株価

現在のメルクの株価は75.60ドル(約8,000円)です。

2008年のリーマンショックでは30ドルまで大暴落しているので、当時に比べると2倍以上も株価が上昇したことになります。

2020年の新型コロナの影響で90ドルから70ドルに20%程度下落していますが、株価はすぐ戻っています。

それにしても、メルク(MRK)の株価は長いチャートで見るとまだまだ高値圏を推移しているので、強力なビジネスを長期で展開維持していける企業であることが分かります。

メルクの株価は今のところまだ保有はしていませんが、60ドル割ったら購入を考えています。それまで首を長くして待つことにします・・

メルク(MRK)の配当実績

1株あたり配当

メルク(MRK)の1株あたりの配当金

2008年のリーマンショックから2010年の間、0.38ドルの配当金支払い額を減配せずキープしており、2011年以降は増配しています。

2019年11月19日にも増配を決定し、メルク(MRK)の連続増配年数は8年になります。

今のところは他の医療メーカー同様に2020年も新型コロナの影響で相次ぐ減配や無配企業が目立つ中、メルクはしっかりと配当金の支払いをしています。

3ヵ月おきの配当

メルク(MRK)の株を保有していると、年間に4回も配当金を貰うことができます。

権利落ち日は3、6、9、12月で配当金の支払いはその翌月です。

2020年5月10日現在、配当利回りは3.2%です。一応、高配当銘柄の部類ですね。

1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当
2015年 $0.45 $0.45 $0.45 $0.46 $1.80
2016年 $0.46 $0.46 $0.46 $0.47 $1.84
2017年 $0.47 $0.47 $0.47 $0.48 $1.89
2018年 $0.48 $0.48 $0.48 $0.55 $1.99
2019年 $0.55 $0.55 $0.55 $0.61 $2.26
2020年 $0.61      

メルク(MRK)以外の大手医療・ヘルスケア企業

医療・ヘルスケア関連の企業は配当金が安定していることから、インカムゲインを好む投資家にとって人気のある銘柄です。

VYMというETFの中でもメルク(MRK)はVYMの保有率7位の銘柄です(1位はジョンソン・エンド・ジョンソン)。

しかも2020年の新型コロナウイルスの影響で他の業種、例えば金融、ファッションなどの業種が相次ぐ減配や無配を発表する中、医療メーカーは高いポテンシャルを発揮しています。

メルク以外の大手医療・ヘルスケア企業はこちらです。全部投資したいくらい好きな銘柄達です。

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参考になる書籍を紹介
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30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。