米国株(個別で高配当)

【Macy’s】メーシーズ(M)の株価・配当実績・売上高

メーシーズ(Macy's)【M】

2020年は新型コロナの拡大懸念の影響で、アメリカの百貨店やアパレルメーカーは営業停止などで利益が猛烈に減少しています。

その中でも、私が注目している百貨店はメーシーズ(Macy’s NYSE:M)という全米No1です。

こちらも新型コロナの影響を受けて、大幅な減収で2020年の第2四半期はあっけなく無配を発表してしまいました。

全米No1の老舗百貨店ですが、本日は不況に大変弱いメーシーズ(Macy’s NYSE:M)について紹介します。

この記事のポイント

  • メーシーズは元々、配当利回りが8%を超える高配当銘柄でしたが、新型コロナの大不況による影響により、株価は3/1と大暴落しています。
  • メーシーズは2019年以降、経営が急速に悪化しており、2020年の新型コロナの影響で大手百貨店は厳しい状況が続いています。

メーシーズ(M)の基本データ

会社名:Macy’s Corporation

ティッカーコード:M

本社:アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ

設立年:1858年

業種:小売業

従業員数:123,000

時価総額:約1,786億円(世界200位以下)

2019年の売上高:約2.6兆円

配当利回り:無配に転落(2020年5月12日現在)

メーシーズ(Macy’s)は、アメリカの大手百貨店で160年以上の歴史を持つ屈指の企業です。

2019年時点ではアメリカ国内の43州で775店舗を展開しており、今のところその規模は全米最大手となっています。

百貨店では主に男性、女性と子供用アパレルとアクセサリー、化粧品、家具及び他の消費財を含む各種製品を店頭や、ネットショッピングなどで販売しています。

S&Pの評価

各付け会社のスタンダード・プアーズ(S&P)ではメーシーズ(M)の債務各付けをB+と評価しています。

記号はAから始まり、B、C、Dと続きます。Aは最も信用度が高く、Dは信用度が低いということです。

メーシーズは元々はBでしたが、2020年4月24日にB+に格上げしています。

B+は、上から数えて14番目の格付けです。一般的には投機的な債券とされており、メーシーズは財務力が弱化しているという判断をしているようです。

メーシーズ(M)の業績

売上高・営業利益

メーシーズ(M)の売上高

メーシーズ(M)の売上高は横ばいですが、営業利益、経常利益、純利益はとても少なめです。

2019年末、経営が急速に悪化していて、店舗数が少しずつ減少しており、経営が厳しい状況を迎えつつあります。

しかも新型コロナの影響により、20年1月期の1株利益が、前年比で54%減となっています。

EPS(1株当たり利益)

メーシーズ(M)のEPS

BPS(1株当たり純資産)

メーシーズ(M)のBPS

直近5年のBPS(1株当たり純資産)は緩やかながらも上昇しています。

キャッシュフロー

メーシーズ(M)のキャッシュフロー

メーシーズ社のフリーキャッシュフローは、年々低下しています。いかに経営が悪くなっていることが分かります。

資産

メーシーズ(M)の資産

メーシーズの資産は横ばいです。

メーシーズ(M)の株価

メーシーズの株価は、2010~2015年まで急上昇しており、2015年7月には一時70ドル台の高値をつけています。

メーシーズ(M)のチャート

そして、現在のメーシーズの株価はたったの6ドルです。これは2008年のリーマンショックと同じ水準です。

ジェットコースター並みの上昇と下落を繰り返しており、長期保有には向かない銘柄であることが分かります。

こちらは2020年の直近のチャートです。

メーシーズ(M)のチャート

新型コロナの影響を受けて、店舗閉鎖したため、経営が悪化してしまい株価は17ドルから一気に5ドル台まで急速に下落しています。

メーシーズの株価のポイント

  • メーシーズ(M)やコールズ(KSS)といった百貨店、ギャップのようなアパレルメーカーは不況に弱く、新型コロナによる客激減に伴い株価は下落しています。
  • 新型コロナが収束したとしても、業績回復には時間はかかりそうです。

メーシーズ(M)の配当実績

1株あたり配当

メーシーズ(M)の1株あたりの配当金

メーシーズは2018年で増配が止まっています。

かつて配当利回りは6%も超えていて、高配当だからといって安易に投資すると2020年の大不況が起きると大切な資産が半減するので、それが個別株の怖いところですね。

2020年の第1四半期までは配当金を支払っていましたが、新型コロナの影響による減収で、第2四半期以降の配当金の支払いを一時停止することを発表しています。

追随するかのように、ギャップ(GAP)も無配に転落しています。

過去の配当実績

メーシーズ(M)は2020年の第1四半期を最後に配当金を支払っており、第2四半期以降、配当金の支払いを停止することを発表しています。

収益を取り戻すには何よりも新型コロナが収束することが何よりも大切ですね。

それまで過去5年の配当実績はこちらの表となります。

1Q
(12-2月)
2Q
(3-5月)
3Q
(6-8月)
4Q
(9-11月)
年間配当
2015年 $0.31 $0.36 $0.36 $0.36 $1.39
2016年 $0.36 $0.37 $0.37 $0.37 $1.49
2017年 $0.37 $0.37 $0.37 $0.37 $1.51
2018年 $0.37 $0.37 $0.37 $0.37 $1.51
2019年 $0.37 $0.37 $0.37 $0.37 $1.51
2020年 $0.37 無配      

最後に

個別株の投資のポイントについて

私はメーシーズ(M)には投資もしていなく、おそらく今後業績が改善したとしても投資することはおそらくないでしょう。

アパレル・百貨店の銘柄は新型コロナのような不況に見舞われると利益が減少する他、株価が売られ、資産が半減するというリスクがあります。

つまり、高配当という理由で飛びついて何も考えずに投資すると爆損する可能性があります。

そのため、私は個別株に投資する場合、以下の3点セットに満たした企業であることが何よりも大切だと考えています。

  • 格付け会社S&Pの評価がA以上。
  • 時価総額10兆円以上。
  • 配当利回り5%以下。

新型コロナの影響もあって、個別株に対する投資スタイルをそのようにしていこうと決めた訳ですが、方針を決めるまでは高配当という理由で投資して失敗こいた銘柄は多いのは事実です・・

メーシーズ(M)はSPYDから外されたが、VYMの構成銘柄

株価、業績、S&Pの格付けなどをチェックすると、メーシーズ(M)に直接投資するメリットが全くありませんが、メーシーズは【VYM】や【VOO】といった日本人投資家に人気のあるETFに組み込まれている銘柄です。

メーシーズは高配当ETFの【SPYD】に構成銘柄に含まれていましたが、いつの間には外されているようです。

私はメーシーズには投資していないものの、VYMには投資していますので、VYMはメーシーズに対する投資比率は全体の0.02%です(約560億円)。

そのため、米国株に対する投資スタイルが長期であれば、メーシーズに直接投資するよりも、S&P500に上場している400社もの企業に一括投資している【VYM】や【VOO】の方が良いと思っています。

本日はメーシーズ(Macy’s)について解説したブログ記事でした。

ではまた(๑•̀ㅂ•́)و✧

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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。