米国株(個別で高配当)

【Dominion Energy, Inc.】ドミニオン・エナジー(D)の株価・配当実績・売上高

ドミニオン エナジー(D)

2020年は新型コロナの不況による株安、原油価格の暴落に伴う石油関連企業も減収していく中、電気・ガス・天然エネルギー開発を行う企業に注目しています。

昨日はデューク・エナジーについて紹介した記事を書きましたが、本日は同じような公益事業を営んでいる全米大手企業として知られているドミニオン・エナジー(NYSE:D)について紹介します。

この記事のポイント

  • 米国のドミニオン・エナジー社は同じ米国のデューク・エナジーに並ぶ大手の電力・ガス・天然エネルギーを生産・販売している企業で規模は2位です。
  • 2020年は新型コロナの影響で厳しい状況が続く中、ドミニオン・エナジーは増配を発表しています。

ドミニオン エナジー(D)の基本データ

会社名:Dominion Energy, Inc.

ティッカーコード:D

本社:アメリカ合衆国 バージニア州 リッチモンド

設立年:1909年

業種:公益・電力

従業員数:19,100

時価総額:約6.6兆円(世界128位)

2019年の売上高:16,572,000,000ドル約1.7兆円

配当利回り:4.75%(2020年5月14日現在)

ドミニオン・エナジー(Dominion Energy, Inc.)はアメリカの18の州で電力・ガス・天然エネルギーの生産・提供を行っている大手企業です。

電力の割合では原子力発電とLNGによる発言40%、太陽光といった再生可能エネルギーの割合はわずか4%程度です。

また、2050年には二酸化炭素の排出量を0にすることを目指し、完全に天然エネルギーにシフトしていくとも発表しています。地球に優しい環境作りを目指しているようです。

また、太陽光発電と風力発電といった天然エネルギー開発を今後、300%も増やしていくと発表しています。これにより、新たな雇用を生むプラス材料となると伝えています。

Dominion Energy Virginia Quadruples Renewable Energy and Energy Storage in Long-Term Integrated Resource Plan

ドミニオン・エナジーの企業買収について

ドミニオン・エナジーは過去に3社買収しており、事業を拡大しています。

Consolidated Natural Gas

2000年にペンシルベニア州のConsolidated Natural Gasの買収を完了しています。この企業は「Natural」と書いている通り、主に天然ガスを生産しています。

Questar Corporation

2016年にQuestar Corporationの買収を完了しています。ロッキー山脈のユタ州ソルトレイクシティに拠点を置く、天然ガスに特化したエネルギー会社です。

以前はMountain Fuel Supply Companyとして知られていた会社で、1984年に持ち株会社として再編され、Questar Corporationとして上場されています。

スキャナ・コーポレーション

2019年1月には79億ドルでサウスカロライナ州に拠点を置くスキャナ・コーポレーションの買収を完了しています。

元々、電力事業やガス事業を含むエネルギー関連事業をしていて、電力部門ではサウスカロライナ州の顧客60万余りに電力を提供し、ガス事業はノースカロライナ州・ジョージア州の顧客100万以上にガスを供給していました。

S&Pの評価

各付け会社のスタンダード・プアーズ(S&P)ではドミニオン エナジー(D)の債務各付けをBBB+と評価しています。

記号はAから始まり、B、C、Dと続きます。Aは最も信用度が高く、Dは信用度が低いということです。

BBB+は、上から数えて8番目の格付けです。A-は、一般的には投資適格な債券とされており、企業の財務力が強いという結論です。

  • 2000年まではA-2という上から7番目の格付けでしたが、2016年にはBBB+に1つランクを落としています。
  • 同業のデューク・エナジーはA-なので、投資の際はドミニオン・エナジーよりもデューク・エナジーの方が良いと判断しています。

ドミニオン エナジー(D)の業績

売上高・営業利益

ドミニオン エナジー(D)の売上高

ドミニオン・エナジーの売上は2015~2018年の間は横ばいですが、2019年には伸びており、2019年は純資産も増えています。

EPS(1株当たり利益)

ドミニオン エナジー(D)のEPS

EPS(1株当たりの利益)は2015~2018年にかけて上昇していますが、2019年には減少しています。

BPS(1株当たり純資産)

ドミニオン エナジー(D)のBPS

BPS(1株あたりの純資産)は右肩上がりで良いと思います。

キャッシュフロー

ドミニオン エナジー(D)のキャッシュフロー

ドミニオン・エナジーの営業キャッシュフローは横ばいですが、フリーキャッシュは少なめです。

グラフのポイント

  • 同業のデューク・エナジーもそうですが、電力会社は設備投資にかかる費用が大きいため、フリーキャッシュはほとんどがマイナスです。

資産

ドミニオン エナジー(D)の資産

ドミニオン・エナジーの資産は右肩上がりなので、経営的には問題ないと思います。

ドミニオン エナジー(D)の株価

ドミニオン エナジー(D)のチャート

ドミニオン・エナジー(D)の株価は綺麗な右肩上がりです。2003年には最安値30ドル、2019年末には90ドルという高値です。

2020年5月13日の時点では79ドルを推移しています。

ドミニオン エナジーの株価のポイント

  • 2008年のリーマンショックに比べると株価は2倍以上まで上昇しています。
  • 2020年の新型コロナの不況により、株価は一時的に90ドルから60ドルまでに急落しますが、その後はFRBの量的な金融緩和といったプラス材料で株価は79ドル台まで回復しています。

ドミニオン エナジー(D)の配当実績

1株あたり配当

ドミニオン エナジー(D)の配当金

ドミニオン・エナジーの株主に対する1株あたりの年間の配当金の支払いです。綺麗な右肩上がりです。

過去の配当実績

ドミニオン・エナジー(D)はリーマンショック後から増配しており、連続増配年数は今のところ10年です。

1株投資するだけでも、年間4回も配当金を受け取ることができます。配当利回りは2020年5月14日現在、4.75%もありますので、高配当銘柄の仲間入りしています。

2020年の新型コロナの影響で多くの企業が減収、減配や無配を発表しているにもかかわらず、ドミニオン・エナジーはばっちり増配しています。

  • 配当の権利落ち日は2月、5月、8月、11月。
  • 配当金の支払いは権利落ち日の翌月の3月、6月、9月、12月。

過去5年の配当実績はこちらの表となります。

1Q
(12-2月)
2Q
(3-5月)
3Q
(6-8月)
4Q
(9-11月)
年間配当
2015年 $0.6475 $0.6475 $0.6475 $0.6475 $2.59
2016年 $0.7 $0.7 $0.7 $0.7 $2.80
2017年 $0.755 $0.755 $0.755 $0.77 $3.04
2018年 $0.835 $0.835 $0.835 $0.835 $3.34
2019年 $0.9175 $0.9175 $0.9175 $0.9175 $3.67
2020年 $0.94 $0.94      

最後に

個別株の投資のポイントについて

私は個別株に投資する場合、以下の3点セットに満たした企業であることが何よりも大切だと考えています。

  1. 格付け会社S&Pの評価がA以上。
  2. 時価総額10兆円以上。
  3. 配当利回り5%以下。

ドミニオン・エナジーは時価総額が10兆円、格付け会社S&Pによる評価がA以上になれば投資を考えたいと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧

どちらかといえば、投資するならデューク・エナジー(DUK)を考えており、ドミニオン・エナジーに投資する予定は特にありません。

ドミニオン エナジー(D)はSPYDの構成銘柄に入っている

ドミニオン・エナジーは日本投資家に人気のあるSPYD(高配当ETF)の構成銘柄の一つでもあります。

SPDR S&P 500 High Dividend ETF
人気の米国高配当ETF「SPYD」の保有銘柄について分析してみました人気の米国高配当ETF「SPYD」の保有銘柄について分析してみました...

純資産2兆円以上の【VOO】、【VYM】といったETFもドミニオン・エナジーの保有していますので、ドミニオン・エナジーにわざわざしなくても、こうした極めてディフェンシブで低リスクなETFに投資することで、間接的にドミニオン・エナジーに投資することになります。

今のところ、ドミニオン・エナジーには直接投資していませんが、引き続きウォッチしていこうと思っている銘柄です。

本日はドミニオン・エナジー(D)について解説したブログ記事でした。

ではまた(๑•̀ㅂ•́)و✧

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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。