米国株(個別で高配当)

【Royal Dutch Shell plc】減配したロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)の株価・配当実績・売上高

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)

本日紹介する銘柄は「ロイヤル・ダッチ・シェル(Royal Dutch Shell plc 
NYSE:RSDB)」という世界大手の原油・石油メーカーです。

社名にある通り、「シェル」はお馴染みのガソリンスタンドのシェルです。同社はこの世界的なブランドを扱っており、ニューヨーク証券取引所に上場していることで、個人でも投資することも可能です。

配当利回りが高いという理由でインカムゲインを投資目的とする方には人気のある銘柄。

今回、私が紹介したかったきっかけとして、戦後は一度足りとも配当金の支払いを減配したことがなかったのですが、2020年は新型コロナウイルス(COVID-19)と原油安による影響で46%の減益となってしまい、第2四半期の配当金は60%減配したことに驚いています。

この記事のポイント

  • ロイヤル・ダッチ・シェルは第2次世界大戦以降、一度も減配をしたことがなく、2020年5月30日、減収により初の減配を発表しています。
  • 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けた原油相場下落で、1-3月(第1四半期)は前年同期比で46%の大減収。
  • それでも現在は配当利回り4.45%の銘柄で、減配してもなお高配当。

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)の基本データ

会社名:Royal Dutch Shell plc

ティッカーコード:RDSB

本社:イギリスとオランダ・ハーグ

設立年:1907年

業種:石油・ガス

従業員数:83,000

時価総額:約12兆円(世界63位)

2019年の売上高:344,877,000,000ドル(約36兆円)

配当利回り:4.45%(2020年5月17日現在)

ロイヤルダッチシェル(NYSE: RDSB)は1907年創業のオランダとイギリスの石油会社。

総合エネルギーの世界的⼤⼿の⼀角で、オランダのロイヤルダッチペトロリアムと英国のシェルが経営統合した会社により、誕生しました。

原油・天然ガスの⽣産を⾏う上流部門から⽯油製品・化学製品の⽣産・販売を⾏う下流部門まで⼿掛け、スマートエネルギーのソネンを買収するなど代替エネルギーへの多角化にも積極的です。

ロイヤル・ダッチ・シェルはRDSA(クラスA)とRDSB(クラスB)の2種類がありますが、違いとして、RDSAはオランダ株でRDSBはイギリス株です。

ロイヤル・ダッチ・シェルの事業内容

  • 石油販売(ガソリンスタンド シェル (Shell) を世界中で展開)
  • 石油化学製品
  • ガス・電力(天然ガスの加工(GTL燃料)・輸送や発電所の開発)
  • 太陽電池
  • その他、燃料電池車のための水素供給

S&Pの評価

各付け会社のスタンダード・プアーズ(S&P)ではロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)の債務各付けをAA-(マイナス)と評価しています。

記号はAから始まり、B、C、Dと続きます。Aは最も信用度が高く、Dは信用度が低いということです。

元々はAA-(安定)でしたが、2020年5月、AA-(マイナス)に下方修正されています。

  • 石油と天然ガスの価格の低下により、S&P500が同社に対する見通しを修正しています。
  • 同社は2020年の第1四半期の自社株買いを見送ったが、第1四半期以降も自社株買いも停止を発表しています。

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)の業績

売上高・営業利益

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)

ロイヤル・ダッチ・シェルは2019年の売上高は36兆円と高いですが、営業利益は少ないです。

EPS(1株当たり利益)とBPS(1株当たり純資産)

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)のEPSとBPS

一株当たりの資本と利益です。EPS(1株当たりの利益)もここ5年間は横ばいで成長が薄いです。

キャッシュフロー

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)のキャッシュフロー

2015~2019年のうち、2016年は業績が悪かったので、配当金支払い額はフリーキャッシュフローを上回りました。

業績が悪かったにも関わらず、2016年は減配は特にしていませんでした。

  • ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)のフリーキャッシュフローは配当支払い額を上回るので特に問題ないです。
  • 2017~2019年は財務キャッシュフローは減っているので、つまり借金を継続的に返済。

資産

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)の純資産

ロイヤル・ダッチ・シェルの資産は緩やかに上昇していますので、すぐに経営破綻するような企業ではないです。

ただし、2020年は確実に純資産は減りそうです。

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)の株価

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)は直近の高値が2014年の終り頃の80-85ドル、安値は2020年5月頃に19ドルまでがっつり下がっています。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けた原油・ガスの需要減、国際的な原油価格の急落が株価暴落に影響しています。

新型コロナの感染はしばらく長期化に及ぶとWHOは発表しているため、追随して原油・石油メーカーは厳しい見通しを送ることになりますので、同社への投資はこれらのリスクがあることを意識する必要があります。

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)の配当実績

1株あたり配当

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)の1株配当金

ロイヤル・ダッチ・シェルの株主に対する1株あたりの年間の配当金の支払いです。

2020年の第1四半期は維持するも、第2四半期(5月権利落ち日)は60%の減配となっています。

過去の配当実績

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)は第2四半期の配当金が1株0.32ドルと前期に比べると60%も減配したことになります。

「経済的に不確実な時期が長期化するリスクや商品安、ボラティリティーの高まり、不透明な需要見通しを考慮すれば、現在の配当水準を維持するのは賢明ではないと取締役会は考えている」と述べていますので、第3四半期以降も業績によっては配当金引き下げの可能性もあります。

同社に投資の際はこうしたリスクがあることを意識し、新型コロナが収束するのを期待する他ないですね。

  • 配当の権利落ち日は2月、5月、8月、11月。
  • 配当金の支払いは権利落ち日の翌月の3月、6月、9月、12月。

過去5年の配当実績はこちらの表となります。

1Q
(12-2月)
2Q
(3-5月)
3Q
(6-8月)
4Q
(9-11月)
年間配当
2015年 $0.94 $0.94 $0.94 $0.94 $1.88
2016年 $0.94 $0.94 $0.94 $0.94 $1.88
2017年 $0.94 $0.94 $0.94 $0.94 $1.88
2018年 $0.94 $0.94 $0.94 $0.94 $1.88
2019年 $0.94 $0.94 $0.94 $0.94 $1.88
2020年 $0.94 $0.32      

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)に投資するべきか?

石油株に関してはやや悲観的な見方をしています。歴史的に原油価格が急落している今では、米シェール企業が破綻するという現象がおこります。

そのため、オイルメジャー企業はとりあえずエクソン・モービル(XOM)のみ投資しています。

エクソン・モービル(XOM)はロイヤル・ダッチ・シェルよりも時価総額が上回るだけでなく、格付け会社S&Pの評価がAAとロイヤル・ダッチ・シェルのAA-に比べると財務はもっと健全です。

ただし、エクソン・モービル(XOM)への投資は5万円とかなり控えめ。

オイルメジャーの企業はどれもこれも高配当銘柄とはいえ、原油安の事業リスクがあるので、ポートフォリオにはエネルギー関連のセクターは1~5%以内と考えています。

本日はロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)について解説したブログ記事でした。

ではまた(๑•̀ㅂ•́)و✧

応援よろしくお願いします♪
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。こちらのボタンを押して、応援していただけると大変嬉しいです! にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村 株式ブログランキング
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。