米国株(個別で高配当)

【 Kraft Heinz Company】クラフト・ハインツ(KHC)の株価・配当実績・売上高

クラフトハインツ(KHC)

本日、紹介する銘柄は食品販売企業として2019年の時点では世界第5位の売上規模を誇るクラフト・ハインツ(NASDAQ:KHC)について紹介します。

クラフト・ハインツといえば扱っている製品の一部で一番有名なのがケチャップや粉チーズで、そこら辺のスーパーに行けば必ず見かけます。

食品に加え、飲料水を扱っている企業も含めると、世界10位の売上高を誇ります(1位はスイス社のネスレ)。

この記事のポイント

  • 2020年の第1四半期の決算では売上高が前年同期比よりも+3.3%という良い数字が出ています。
  • 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあって、食料品の需要が高まっていますので、同社の売上高は微増しています。
  • クラフト・ハインツ社は全米では食品会社専門だと、時価総額2位の資産を誇る企業です。

クラフト・ハインツ(KHC)の基本データ

会社名:Kraft Heinz Company

ティッカーコード:KHC

本社:アメリカ合衆国 イリノイ州 シカゴ

設立年:1903年

業種:食品

従業員数:37,000

時価総額:約3.8兆円(世界20位)

2019年の売上高:24,977,000,000ドル(約2.6兆円)

配当利回り:5.05%(2020年7月02日現在)

クラフト・ハインツ(KHC)はアメリカの大手食品会社です。

同社が取り扱っている食品はコーヒー、チーズなどの乳製品、ケチャップ、調味料、缶詰、肉、加工食品などが含まれています。

国内のスーパーに行くと、ハインツ社のケチャップや、粉チーズ(パルメザン)が販売しているのを見かけることがあります。

wikipediaによると2015年、投資の神様ウォーレン・バフェットさんが率いる投資会社バークシャー・ハサウェイと3Gキャピタルが、クラフトフーズ・グループとハインツの合併を発表し、「クラフト・ハインツ」となりました。

この合併によって、同社は世界第5位の食品メーカーとなり、バークシャー・ハサウェイと3Gキャピタルはクラフト・ハインツの株式を77%も保有することになったそうです。

ある意味筆頭株主ですね。

クラフト・ハインツのポイント

  • ウォーレン・バフェットさんの投資会社が筆頭株主のため、パークシャーハサウェイがクラフトハインツの株を売却した日には株価が急落しそうです。
  • 同社のチーズとケチャップは全米では有名で良く扱われているそうです。

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で食料品は需要高まる

2020年の第1四半期ではクラフト・ハインツに対するEPSの予想が市場では0.54ドルだったのに対し、0.58と予想よりも好成績を残しています。

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で食料品販売の需要が高まり、同社の売上に反映された形となります。

食料品は売上が伸びた企業が他にも多数あり、販売需要が高まる中、第2四半期にも期待できるような成績になる可能性があると思います。

食品メーカーが伸びる一方、不動産投資信託、ファッション関連企業は新型コロナの影響で衰退している企業が多いです。

S&Pの評価

各付け会社のスタンダード・プアーズ(S&P)ではクラフト・ハインツ(KHC)の債務各付けをBと評価しています。

記号はAから始まり、B、C、Dと続きます。Aは最も信用度が高く、Dは信用度が低いということです。

Bは、上から数えて15番目の格付けで、クラフト・ハインツの財務には不安がありますね。個人的にはBBB+未満の企業には投資を控えたいというところです。

クラフト・ハインツ(KHC)の直近の決算

2020年第1四半期の決算

クラフト・ハインツは第1四半期の決算を終えて、好成績を残しています。

EPS(1株あたりの利益)は予想を上回る0.58ドル(+6.6%)と好調です。

  • 売上高:61億57百万ドル (前年同期比+3.3%増)
  • 純利益:3億78百万ドル (前年同期比-6.7%減)
  • EPS:0.58ドル(予想0.54ドル)

地域別売上高

米国 4,495万ドル
カナダ 361万ドル
その他地域 1,301万ドル

クラフト・ハインツ(KHC)の業績

売上高・営業利益

クラフト・ハインツ(KHC)の売上高

売上高は近年横ばいです。2018年には純利益、営業利益、経常利益ともにマイナスです。

2020年第1四半期の好決算を終えて、JPモルガン(大手金融企業)はこう述べています。

raft is seen benefiting from the eating-at-home trend with products like mac & cheese, frozen dinners and coffee doing well.

訳:クラフトは、マック&チーズ、冷凍ディナー、コーヒーなどが好調で、自宅で食べる傾向の恩恵を受けています。

EPS(1株当たり利益)とBPS(1株当たり純資産)

クラフト・ハインツ(KHC)のEPSとBPS

EPS(1株当たりの利益)もここ5年間は横ばいです。BPS(1株あたりの純資産)は2018年には利益がマイナスだったことからBPSもマイナスです。

キャッシュフロー

クラフト・ハインツ(KHC)のキャッシュフロー

同社の営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフローは共に少なめです。2015年には財務キャッシュフロー(借入金)が一気に増えて、2016年以降は継続的に借金返済をしています。

資産

クラフト・ハインツ(KHC)の資産

クラフト・ハインツの純資産は横ばいで2018、2019年には減っています。

その代わり、負債額は横ばいです。

クラフト・ハインツ(KHC)の株価

クラフト・ハインツ(KHC)の株価

クラフト・ハインツ(KHC)の現在の株価は31ドルです。

直近の高値は2017年2月につけた93ドルで、安値は2020年04月頃の19ドルです。同社の株価はわずか3年以内で株価が3分の1まで急落するという異常事態が起きました。

これについて調べてみると、同社に対する悲観的なムード、2018年の売上の減損などが影響しているそうです。

クラフト・ハインツの株価のポイント

  • 2019年は第2四半期の売上が前年同期比に比べると減ったことから株価は急落。
  • 2020年は株価が底打ちして、新型コロナウイルス(CODIV-19)に対する食品販売の需要が増え、同社の株価は3月につけた20ドルから30へと30%上昇しています。

クラフト・ハインツ(KHC)の配当実績

1株あたり配当

クラフト・ハインツ(KHC)の1株配当金

クラフト・ハインツの株主に対する1株あたりの年間の配当金の支払いです。2015年7月より配当金の支払いを始めています。

過去の配当実績

クラフト・ハインツ(KHC)は2015年7月より配当金の支払いを開始した銘柄です。

1株投資するだけでも、年間4回も配当金を受け取ることができます。配当利回りは2020年5月18日現在、5.5%もありますので、かなり高配当な銘柄です。

2020年の新型コロナの影響で多くの企業が減収、減配や無配を発表しているにもかかわらず、クラフト・ハインツはキープしています。

  • 配当の権利落ち日は1月、4月、7月、10月。
  • 配当金の支払いは権利落ち日の翌月の2月、5月、8月、11月月。

過去5年の配当実績はこちらの表となります。毎年0.05ドルずつ増えています。

1Q
(12-2月)
2Q
(3-5月)
3Q
(6-8月)
4Q
(9-11月)
年間配当
2015年 $0.55 $0.575 $0.575 $1.70
2016年 $0.575 $0.575 $0.6 $0.6 $2.35
2017年 $0.6 $0.6 $0.625 $0.625 $2.45
2018年 $0.625 $0.625 $0.625 $0.625 $2.50
2019年 $0.4 $0.4 $0.4 $04 $1.6
2020年 $0.4 $0.4      

最後に

クラフト・ハインツ(KHC)は投資対象の銘柄かどうか

上場している食品企業でそれぞれのS&P格付けを調べてみました。

食品企業の個別株で安定性が一番高いのはゼネラル・ミルズ(GIS)だと思います。よって、クラフト・ハインツ(KHC)はS&P格付けがBBB以上になれば、投資を考えても良いかも知れません。

安定性 企業名 S&P格付け
1位 タイソン・フーズ A(TSN) BBB+
2位 ゼネラル・ミルズ(GIS) BBB
2位 ケロッグ・カンパニー(K) BBB
3位 コナグラ・ブランズ(CAG) BBB-
4位 キャンベルスープ(CPB) BBB-
5位 クラフト・ハインツ(KHC) B

2020年4月頃には安値を更新して、そこから反発していますが、食品関連のセクターの需要拡大によって、同社の銘柄はインカムゲイン+キャピタルゲインの両方が狙える銘柄かも知れません。

クラフト・ハインツ(KHC)はSPYDの構成銘柄に入っている

クラフト・ハインツは日本投資家に人気のあるSPYD(高配当ETF)やVOO、VYMといったETFの構成銘柄の一つでもあります。

SPDR S&P 500 High Dividend ETF
人気の米国高配当ETF「SPYD」の保有銘柄について分析してみました人気の米国高配当ETF「SPYD」の保有銘柄について分析してみました...

SPYDは同社に対する保有率は1.8%とやや高く、全体としては5番目です(1位はギリアド・サイエンシズ)。

個別株株への投資リスクがある分、ETFの方が複数社に一括投資して分散投資しているため、どうしてもクラフト・ハインツに投資したい方はETFの方が低リスクだと思います。

本日はクラフト・ハインツ(KHC)について解説したブログ記事でした。

ではまた次の記事で会いましょう!

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個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。