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【MRNA】新型コロナワクチンの治験成功報道のモデルナの株価・配当実績・売上高について

モデルナ(MRNA)

2020月5月19日、新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチン完成について、大きな前進とも言える明るい報道がありました。

新生の如く現れたモデルナ(Moderna, Inc. NASDAQ:MRNA)というアメリカのバイオテクノロジー企業が新型コロナウイルスに対する臨床実験を行ったところ、良好な治験結果が出たと発表しています。

ウイルスのせいで世界経済が危機的な状況を迎えている今、同社は「救世主」といっても良いかも知れません。

他にもギリアド・サイエンシズ社が開発している「レムデシブル」も新型コロナ患者に対し、症状が和らげるという発表もあり、世間は新型コロナ特効薬を開発している医療関連企業の研究成果に注目しています。

この記事のポイント

  • モデルナ社が新型コロナウイルス(COVID-19)に対する臨床実験で良好な治験結果があったことから、同社の株価は一時30%上昇と爆上げしています。
  • 新型コロナの治験で良好な結果により、2020年5月19日は米国株式市場も上昇しています。

モデルナ(MRNA)の基本データ

会社名:Moderna, Inc.

ティッカーコード:MRNA

本社:アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ

設立年:2010年9月

業種:バイオテクノロジー

従業員数:830

時価総額:約2.6兆円

2019年の売上高:60,209,000ドル(約64億円)

配当利回り:特に配当なし

モデルナ(MRNA)は10年前に設立されたばかりのアメリカのバイオテクノロジー企業。2018年に新規株式公開(IPO)しています。

同社は400社余りのバイオテクノロジー、製薬、化学、医療関連企業と特許契約を結んでいる若いベンチャー企業です。

新型コロナウイルス(COVID-19)に有力なワクチン候補(mRNA-1273)を米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)と共同で開発しており、ここ最近のニュースで一気に有名になりました。

モデルナ(MRNA)の新型コロナウイルスの治験について

今回のモデルナ社の治験では、18~55歳の男女45人に異なるワクチン量を日にちをあけて、2回に分けて投与し、ワクチン量に応じて3つの分けて結果を調査。

その結果、新型コロナに感染し、回復した患者に見られるのと同程度かそれ以上のレベルの抗体が全員に確認できたという発表がありました。

じきじきに第2段階の治験へ進む予定をしていて、第2段階でも良好な結果が得られれば7月にも最終段階の治験を実施、同月にも実用化するという目標も掲げているようです。

>>米モデルナ、コロナワクチン抗体確認 7月に大規模治験

この発表を受けてモデルナ(MRNA)は2020年5月19日、一時30%近くまで爆上げしています。

  • モデルナ社の新型コロナワクチンが承認された場合、年間の売上が100億ドル(約1兆700億円)に達する見込みがあるとされています。
  • 2020年の年末までに10億人分のワクチンを準備するという、他社には真似できないような大きな目標を掲げています。

モデルナ(MRNA)の業績

売上高・営業利益

モデルナ(MRNA)の売上高

モデルナ(MRNA)の2019年の売り上げは60万ドル(約6千400万円)と比較的少なめです。

同社のバイオテクノロジーに対する研究開発費が大きく、純利益、営業利益、経常利益共が圧迫されています。

EPS(1株当たり利益)とBPS(1株当たり純資産)

モデルナ(MRNA)のEPSとBPS

EPS(1株あたりの利益)はずっとマイナスです。

会社の体力を示すBPS(1株あたりの純資産)は右肩下がりです。

キャッシュフロー

モデルナ(MRNA)のキャッシュフロー

モデルナ(MRNA)の営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフローは2017年以降ずっとマイナスです。

財務キャッシュフロー(借入金)は2018年に一気に増えており、この企業の財務状況はあまり良くないです。

資産

モデルナ(MRNA)の資産

今回の報道で投資マネーが同社に流入して、2020年は純資産は上昇する可能性が高いと思います。

モデルナ(MRNA)の株価

モデルナ(MRNA)の株価

モデルナ(MRNA)は新型コロナウイルス(COVID-19)の治験薬の良好な結果を受けて、株価は大きく上昇しています。

2020年の年初に比べると(20ドル)、現在は77ドル付近を推移していますので、同社の治験薬の成果の期待から、株価はわずか6ヵ月以内で3倍も値上がりしたことになります。

一方でモデルナに投資をしてお金になった人がいます。

18日の米株式市場では、新型コロナウイルスワクチン候補が臨床試験で有力な初期兆候を示したと発表したバイオテクノロジー会社、モデルナの株価が急騰した。

これで、早くから保有していたモデルナ株の価値が10億ドル(約1075億円)近くに膨らんだ投資家がまた1人誕生した。

>>モデルナ株を早くから保有するMIT教授、価値10億ドルに接近

モデルナの取締役会メンバーでマサチューセッツ工科大学(MIT)教授のボブ・ランガーという人で、3.2%も株を保有しているそうです。今頃、株価の上昇でウハウハかも知れません。

モデルナの株価のポイント

  • モデルナ(MRNA)は短期間で同社の歴史的な上昇をしています。
  • 2020年5月19日、モデルナ(MRNA)の株価上昇の影響により、ナスダック・バイオテクノロジー株指数は一時2.8%上昇しています。

モデルナ(MRNA)の配当実績

モデルナ(MRNA)の株を保有したところで特に配当金という株主還元はありません。

同社に投資するならインカムゲイン(配当狙い)よりも、キャピタルゲイン(株価上昇)を狙う目的として面白い銘柄だと思います。

ただし株価はわずか数カ月で既に3倍以上も上昇しているので、さすがに高すぎたという報道も多く出ています。

もし、モデルナがいち早く新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチンを商業化した場合はさらに爆上げする可能性もありますが、こればかりはどうなるか予想が全くつきません。

最後に

GoogleやYahoo!ニュースなどで今回の報道でモデルナ社(MRNA)は一気に認知されるような企業になりました。

現在、モデルナ(MRNA)以外ではジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)ギリアド・サイエンシズ(GILD)ファイザー(PFE)などの大手製薬会社も新型コロナに対抗するワクチンの開発を手掛けています。

私はファイザー(PFE)に少額ながらも投資していますので、日本と違って米国には世界をリードする有望な医療企業は多いですね。

ファイザー(PFE)
【米国株】世界最大のグローバル製薬会社、それがファイザー(PFE)ですファイザー(PFE)は連続増配11年の米国企業であり、新型コロナウイルスに対抗するワクチン開発に注力を注いでいます。配当利回りは3%台と高配当。...

いずれにしても、米国の友好国である日本や韓国が新型コロナワクチンを米国より入荷する日が近いと思います。・・それにしても日本は米国に頼りすぎかな?という率直な意見です。

本日はモデルナ(MRNA)について解説したブログ記事でした。

ではまた(๑•̀ㅂ•́)و✧

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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。