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【米国株】連続増配ランキングについて

米国株と米国ETFのポートフォリオ

米国の企業に投資した場合、国内みたいに株主優待をもらうことはできませんが、その代わり、3ヵ月おきに配当金を支払う企業が多いのが特徴です。

そのため、配当金を貰う目的で米国株に投資する日本投資家は増えており、配当利回り3~5%の企業が多いので、2~3億円もあればとりあえず米国株の配当金だけで暮らすことができます。

普通に働いてて、若いうちから数億円という巨額な資産を築くのは無理ですが、毎月15万を30年間投資して、なおかつ配当金をそのまま全て再投資すると、なんと1億円の資産を作ることがシミュレーションでも証明されています。

減配が大好きな日本企業と違い、米国企業には配当金の支払いを毎年増やす企業が多いのも、米国株投資の魅力の一つです。

増配年数が25年超える米国株は「配当貴族」と呼ばれており、50年超えると「配当王」と賞賛されています。

米国株の連続増配年数ランキング

アメリカには連続増配が25年以上の株主ファースト思考な企業が多いので、全部挙げると数があまりにも多すぎて、とりあえず上位50社を列挙してみました。

2020年5月現在の配当王、配当貴族達の銘柄ランキングです。

ティッカー 銘柄名称 増配年数 配当
利回り
1 AWR アメリカン・ステイツ・ウォーター 65 1.55
2 DOV ドーバー 64 2.18
3 GPC ジェニュイン・パーツ 64 4.09
4 NWN ノースウェスト・ナチュラル・ガス 64 3.04
5 EMR エマソン・エレクトリック 63 3.56
6 PH パーカー・ハネフィン 63 2.11
7 MMM スリーエム 62 4.03
8 CINF シンシナティ・ファイナンシャル 60 4.19
9 KO コカ・コーラ 58 3.63
10 LANC ランカスター・コロニー 57 1.95
11 LOW ロウズ 57 1.80
12 JNJ ジョンソン&ジョンソン 57 2.75
13 CL コルゲート・パルモリーブ 56 2.49
14 NDSN ノードソン 56 0.87
15 SJW エスジェイダブリュー・グループ 53 2.16
16 HRL ホーメル・フーズ 53 2.02
17 CWT カリフォルニア・ウォーター・サービス・グループ 53 1.88
18 ABM エービーエム・インダストリーズ 53 2.27
19 TR トッツィー・ロール・インダストリーズ 52 1.03
20 SCL ステパン 52 1.15
21 CBSH コマース・バンクシェアーズ 52 1.80
22 SWK スタンレー・ブラック・アンド・デッカー 52 2.27
23 TGT ターゲット 52 2.22
24 FRT フェデラル・リアルティ・インベストメント・トラスト 52 5.35
25 FUL エイチ・ビー・フラー 50 1.79
26 SYY シスコ 50 3.48
27 MO アルトリア・グループ 50 8.95
28 BKH ブラック・ヒルズ 49 3.65
29 NFG ナショナル・フュエル・ガス 49 4.17
30 UVV ユニバーサル 48 7.01
31 LEG レゲット・アンド・プラット 48 5.34
32 KMB キンバリー・クラーク 48 3.11
33 TNC テナントカンパニー 48 1.54
34 GWW W.W.グレインジャー 48 1.95
35 PPG PPGインダストリーズ 48 2.15
36 MSA マイン・セーフティー・アプライアンシズ 48 1.45
37 BDX ベクトン・ディッキンソン 48 1.32
38 NUE ニューコア 47 4.08
39 MSEX ミドルセックス・ウォーター 47 1.64
40 PEP ペプシコ 47 3.13
41 GRC ゴーマンラップ 47 1.96
42 VFC VF 47 3.41
43 WMT ウォルマート・ストアズ 47 1.73
44 SPGI S&Pグローバル 47 0.86
45 HP ヘルマリック・アンド・ペイン 47 10.29
46 ED コンソリデーテッド・エジソン 46 4.36
47 RPM アールピーエム・インターナショナル 46 2.07
48 TDS コンテイナー・ストア・グループ 45 3.55
49 UBSI ユナイテッド・バンクシェアーズ 45 5.42
50 ITW イリノイ・ツール・ワークス 45 2.61

増配ランキングで私が投資したい企業

米国株で連続増配企業ランキング

上の増配ランキング表を見ると、アメリカには魅力ある企業が多いなと思います。

財務が安定していて、配当性能も健全で投資する価値がある企業が多いのも魅力的です。

ちなみに、我が祖国では連続増配年数25年はたった一社、花王だけ(笑)。国内は悲しいかな、業績が悪化した途端に減配かそのまま配当支払いをストップする企業がアメリカに比べると多いなという印象があります。

日本郵政株とか・・

増配ランキングにも含まれている銘柄ですが、私が今後、投資をしてもいいなと思っている米国株はこちらです。スタンダード・アンド・プール(S&P)格付けがA以上な企業で、皆さんは社名くらいは人生で一度聞いたことがあると思います。

ティッカー 社名 S&P格付け
KO コカ・コーラ A+
MMM スリーエム A+
JNJ ジョンソン&ジョンソン AAA
PEP ペプシコ A+
WMT ウォルマート・ストアズ AA

増配年数47年のヘルマリック・アンド・ペイン(HP)は怪しいかも知れない

増配ランキングを見てみると、47年の増配年数を誇るヘルマリック・アンド・ペイン(HP)は今後の増配が怪しいと思っている企業です。

石油関連の事業を展開していますが、似たような銘柄でロイヤル・ダッチ・シェルが増配年数60年を経て、今年は業績悪化の影響で株価が大暴落しており、60%も減配しているからです。

ヘルマリック・アンド・ペイン社は2020年は新型コロナの影響で株価は昨年に比べると3分の1まで大暴落しているため、配当利回り10%を超す異常事態になっており、近いうち減配すると思っています。

高配当銘柄ばかり投資するとどうなるか?

これは私の失敗例です。ご参考までに。

SBI証券で高配当銘柄を見つける → 実は株安によって利回りが上昇しただけ → 最終的に業績赤字で減配or配当ストップ → 株価もそのまま大暴落というダプルパンチ → 膨大な含み損のトリプルパンチ。

コールズ(KSS)

コールズ(KSS)

2020年、新型コロナウイルスの外出規制により、米百貨店大手のコールズ(KSS)はわずか数カ月で株価が3分の1になったあげく、業績悪化の影響で配当支払いを停止するというダブルパンチ状態( ;∀;)。

まあ、これから個別株に投資しようと考えている投資家にはファッション関連の銘柄に手を出さないことを心から願っています。新型コロナが地球から亡くならない限り、百貨店業界は成長する見込みが薄いことでしょう。

インベスコ(IVZ)

インベスコ(IVZ)

新型コロナの影響により、インベスコ(IVZ)の株価は数カ月あまりで半分に( ;∀;)配当利回りは株安で14%を超すも、当然ながら企業側は投資家に配当金を支払う能力が低下するので、減配を発表したことで一気にインベスコの利回りは7%までに下落しています。

それでもなお、高配当でびっくりです。

米国株に投資する際は利回りばかり重視してしまうと、不況によって痛手を喰らうので、その企業の債務評価、業績などをチェックするのがベターでしょう。

私の今後の投資戦略として、個別企業に投資する場合はこんな条件を満たした企業を見つけたら現金投入して少し投資してみようと思っています。

  • S&P信用格付けの評価がAの以上
  • 時価総額10兆円以上
  • 配当利回りは5%以下

連続増配の企業が今後も配当を増配するとは限らない

その例として、「ロイヤル・ダッチ・シェル(ティッカー:RDSB)」というイギリスの大手石油企業があります。

第二次世界大戦~昨年にかけて数十年も増配を繰り返してきた歴史のある企業です。

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)

それが、石油需要の低下、原油価格の下落によって同社の業績は低迷し、株価は大きく下落しました。

ロイヤルダッチシェル(RDSB)

そして、ついに戦後から数十年の増配を経て、ロイヤル・ダッチシェルはついに66%の大減配発表をしているのです。

同社の配当利回りに目論んで投資をしてしまった人は今頃、減配の発表に激オコしていることでしょう。

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)
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増配年数は25年以上の企業に投資する場合、もし雲行きが怪しいなと思ったらガチホールドせず、売却して他の銘柄に乗り換えるのも投資術の一つです。

私の場合、それがうまくできていませんが、新型コロナの影響もあって、新たに購入していく銘柄についてはある程度業績、キャッシュフロー、S&P格付け信用評価や時価総額などもちゃんとチェックしようと思っています。

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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。