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モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)の2020年第3四半期決算と株価の推移について

モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)

モンデリーズ・インターナショナル(NASDAQ:MDLZ)は米国のイリノイ州ディアフィールドに本社を置く、世界大手の食品・飲料会社であり、食品部門としては、時価総額1位にランクインしています。(2位はクラフト・ハインツ)

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モンデリーズ・インターナショナル社が提供する製品は世界165ヵ国にも販売され、日本国内にも「モンデリーズ・ジャパン株式会社」法人を設けており、クロレッツなどのお菓子が有名です。

ビスケット・チョコレートの販売数は世界1位、コーヒー・ガムでは2位のようです。年間売上が10億ドルを超えるブランドを複数保有しています(オレオ、トライデントなど)。

モンダリーズ・インターナショナル(MDLZ)

日本におけるモンデリーズ・ジャパンでは「クロレッツ」、「リカルデント」、「ストライド」、「キシリクリスタル」、「ホールズ」といったブランドに代表されるガム、キャンディなどがあります。

モンデリーズ社は2020年第3四半期を2020/11/02のアメリカ市場開場前に発表しましたので、本記事ではモンデリーズの決算内容を振り返ってみます。

アナリスト予想を超える好決算を発表しており、モンデリーズ社の投資家は業績を振り返ると、安心して保有することができます。

  • モンデリーズ社の2020年第3四半期の決算発表によると、純売上高は前年比の+4.9%に増加しているようです。
  • モンデリーズ・インターショナルは日本人投資家に人気のあるVOO(バンガード社のETF)の構成銘柄に含まれていますので、VOOに投資すればモンデリーズを始めとする多くの企業に一括投資することができます。

モンデリーズ・インターナショナル (MDLZ)の7-9月期決算内容について

モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)

モンデリーズ社が発表した第3四半期(7-9月)の決算内容はアナリストを超える結果となりました。

  • 売上高・・・66億6500万ドル(前年比4.9%増加)
  • 営業利益・・・23億ドル(前年比+4億ドル)
  • フリーキャッシュフロー・・・17億ドル(前年比+5億ドル)
  • EPS(1株あたりの利益)・・・1.66ドル

アナリスト予想を超える好決算で、モンデリーズの株価は11/02時点で+1ドルの54ドル幕引きしています。

また、地域別による売り上げについて見ていきます。

  • ラテン・アメリカ:6.1億ドル(前年比ー17%)
  • アジア、アフリカ:14億ドル(前年比+3.6%)
  • ヨーロッパ:25億ドル(前年比+6%)
  • 北アメリカ:20億ドル(前年比+12%)

グローバル展開するモンデリーズ社の製品の売上が最も多い地域として、ヨーロッパ諸国で3分の1以上も占めており、次に北アメリカ、アジア圏内やアフリカとなっています。

ラテンアメリカの売上は前年比より大幅に落ちていますが、北アメリカでは12%も増加しています。

アジア圏内では+3.6%と軟調であり、売上全体で見ると、前年比よりも+4.9%増えた好成績となっています。

モンデレス・インターナショナル (MDLZ)の株価の推移について

モンデリーズ社は、2020年第3四半期決算を2020/11/02のアメリカ市場開場前に発表しましたので、決算発表直後である02日における同社株価の値動きについて見ていきます。

前日終値である54ドルに対し、11/2日におけるモンデリーズ社の始値は53ドルになっています。

モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)

モンデリーズの株価は+1ドルの微増しており、その後は日中を通して軟調な値動きで推移していることが分かります。

純売上が前年比を上回る好成績だったため、株価は大きく動くもなく、投資家は安心してこの銘柄をホールドできることを示しています。

2010年時点のモンデリーズ社の株価は15ドルだったのに対し、10年前の安値よりも3倍も上昇しています。

モンデリーズ社は今後も堅調な業績を維持することが予想されますが、株価は市場予想を大きく上回る業績などの好材料がない限りは大きな上昇は見込めないのかなと考えています。

モンデレス・インターナショナル (MDLZ)の配当実績

モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)

モンデリーズ・インターナショナルの株を1口でも保有している年間で4回、配当金を貰うことができます。

現在の配当利回りは2.2%と決して高配当ではありませんが、ディフェンシブな銘柄だと言えることでしょう。

また、同社は2019年の第3四半期は11億ドルの配当を捻出しており、2020年第3四半期は12億ドルを捻出すると発表していますので、増配余地はあると考えています。

モンデリーズの業績がしばらく悪化することは考えにくく、2%という安定した配当金はある程度ディフェンシブな銘柄という印象を受けています。

1Q
(12-2月)
2Q
(3-5月)
3Q
(6-8月)
4Q
(9-11月)
年間配当
2016年 $0.17 $0.17 $0.17 $0.19 $0.70
2017年 $0.19 $0.19 $0.19 $0.22 $0.79
2018年 $0.22 $0.22 $0.22 $0.26 $0.92
2019年 $0.26 $0.26 $0.26 $0.285 $1.06
2020年 $0.285 $0.285 $0.285    

2020年は新型コロナショックでガス・石油、航空事業、アパレル百貨店などのサービスは軒並み業績不振を発表する中、モンデリーズ・インターナショナルのような食品関連企業の業績は底堅く、不況にも強い銘柄であることが分かります。

モンデリーズの業績や株価を分析して、同社はテンバガーになるような銘柄とは考えにくく、配当銘柄として保有するメリットはありそうです。

同社の株価は今後、特別な好材料がない限りは大きく上昇することは考えにくいですが、しばらくは堅調な値動きが続くという予想をしています。

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参考になる書籍を紹介
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ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。