米国株(高配当ETF)

【米国高配当ETF】コロナウイルスで超高配当化したZMLP(DirexionザックスMLP高配当ETF)について

DirexionザックスMLP高配当インデックスETF(ZMLP)

本日は国内の証券会社で扱っているETFの中でも、おそらく配当利回りが一番高いと思う銘柄について紹介したいと思います。

ZMLP(DirexionザックスMLP高配当ETF)という主にエネルギー関連の企業に投資している銘柄であり、ここ最近起きているコロナウイルスショックの影響により、物凄いスピードで株価が下落しています。

この記事のポイント

  • ZMLPは現時点で配当利回り1位のETFですが、投資リスクだらけでおすすめはしません。
  • 初心者には手出し無用のETFです。
  • それでもZMLPに投資したい方の注意点について述べます。

ZMLP(DirexionザックスMLP高配当ETF)について

DirexionザックスMLP高配当インデックスETF(ZMLP)は略してZMLPとも言われているが、この銘柄はMLP(エネルギーや石油関連のファンド)に投資している米国のETFである。

MLPについて

MLPとはエネルギー、石油などを製造、販売などを行い、収益を投資家に還元するタイプの投資なので、「REITのエネルギー版」といったイメージを想像していただければと思います。

ZMLP(DirexionザックスMLP高配当ETF)の投資情報

株価 4.5ドル (2020年03月30日現在)
上場日 2014/01/23
配当金利回り 30%
配当金回数 年に4回
経費率 0.65%
純資産 50.8万ドル(5.4億円)

ZMLPの配当利回りは誰も見てもびっくりするくらいの30%となります。4.5ドル(約500円)投資するだけで資金の4/1を回収するイメージですね。

利回りは高いのですが、後ほど紹介する株価のチャートを見ていただくと、いかに投資先としては微妙なETFであることが分かります。

ZMLPが継続して投資先として生き残るためには、ひとまず利回りを下げることを優先するべきですね。

ZMLP(DirexionザックスMLP高配当ETF)の投資セクターについて

ZMLPの投資地域としてはアメリカが96.37%、残り地域はアジア(日本を除く)3%程度となります。

エネルギー 88.39%
工業 7.98%
公益 3.63%

ZMLP(DirexionザックスMLP高配当ETF)の組入れ上位銘柄

銘柄 投資比率
Phillips 66 Partners 4.40%
Noble Midstream Partners 4.39%
Brookfield Renewable Partners 4.37%
Enterprise Products Partners 4.32%
Cnx Midstream Partners 4.28%
Dcp Midstream 4.27%
TC Pipelines Unt 4.26%
Hess Midstream Partners 4.25%
BP 4.22%
Plains All American Pipeline Unt 4.05%

DirexionザックスMLP高配当ETF)の株価と配当金履歴

ZMLP(DirexionザックスMLP高配当ETF)の株価

ZMLP(DirexionザックスMLP高配当ETF)

ZMLPは2014年に上場した米国ETFです。上場した当時は株価は40ドルも推移していましたが、2020年03月現在、10分の1まで大暴落してしまい、たったの4.5ドル、つまり500円もあれば1株買えてしまいます。

まさに逆テンバガーな銘柄ですね。

主な原因の理由としてこちらが挙げられます。

  • 2016年の原油安問題。
  • 2020年のコロナウイルスショックによる経済後退を懸念して下落。

こちらは原油(WTI原油先物)の価格のチャートとなります。主に2016年、2020年には大きく原油価格が下落していますので、追随してZMLPの株価も下落しています。

原油(WTI原油先物)

ZMLP(DirexionザックスMLP高配当ETF)の配当金履歴

ZMLPは3ヵ月おきに配当金を支払ってくれる銘柄です。株価の下落の影響を受けて、2020年では5年振りとなる減配となりました。

権利落ち日 1株あたりの配当金
2020年03月24日 0.3ドル
2019年12月23日 0.4ドル
2019年09月24日 0.4ドル
2019年06月25日 0.4ドル
2019年03月19日 0.4ドル
2018年12月27日 0.4ドル
2018年09月25日 0.4ドル
2018年06月19日 0.4ドル
2018年03月20日 0.4ドル
2017年12月19日 0.4ドル
2017年09月19日 0.4ドル
2017年06月20日 0.4ドル
2017年03月21日 0.4ドル

1株あたりの配当金は0.3ドルですので、5ドルで1株買ったとすると、0.3ドル×4=年間に受け取ることができる配当金が1.2ドルのため、配当利回りは25%も超えていますね。

配当利回りとしてはかなり異次元ですが、ファンドの純資産は減りかねないので、個人的には配当金を0.1以下に下げて(利回りは6%以内)、ETFの純資産を増やすべきでしょう。

過去5年間の配当履歴をご参考まで載せておきます。

2019年 1.6ドル
2018年 1.6ドル
2017年 1.6ドル
2016年 1.6ドル
2015年 2.55ドル
2014年 2.83ドル

2015年、2016年、2020年にはZMLPは減配しています。株価の下落が目立ち、現在の配当金0.3ドルはまだまだ高水準であるため、おそらく0.1以下まで下がる可能性があると思っています。

ZMLP(DirexionザックスMLP高配当ETF)の投資リターン

ZMLPの投資成績はいまいちですね。

こちらの表ではZMLPから得た配当金をそのまま再投資した場合のリターンとなります。

もし2014年の上場以来に投資したとして、配当金を再投資した結果、マイナス77%の資金減りという数字となります。

1ヵ月 -45.64%
3ヵ月 -56.86%
6か月 -57.15%
9か月 -58.60%
1年 -57.57%
2年 -53.37%
3年 -60.98%
5年 -56.57%
上場以来 -77.07%

最後に

ZMLPは2020年03月では株価が大暴落している状態でも頑張って配当金の支払いをしているのですが、今後の株価の値動きに注目しています。

原油価格の影響をもろとも受け、個人的な観測としてはZMLPの株価が上がらなければ、余技なく減配する可能性はあると考えています。

無配には転じないものの、少なくともZMLPの利回りが4~6%まで調整ができれば、おそらくETFの純資産は少しずつ増える可能性があると思います。

よってZMLPに投資を考えている方はひとまずファンドの純資産が上がるのを待ち、利回りも4~6%以内に調整することを確認してから検討するのが良いでしょう。

投資は大切なお金を投じる訳ですから、配当利回りだけで判断せず、ETFの時価総額、過去の投資リターン、株価などをチェックしてから検討することが大事です。

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個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。