米国株(個別で高配当)

【米国株】ウォーレン・バフェットが保有するコカ・コーラ以外の生活必需品セクターの銘柄

【米国株】ウォーレン・バフェットが保有するコカ・コーラ以外の生活必需品セクターの銘柄

米国株式に投資を行う投資家であるならば誰もが知るウォーレン・バフェットですが、同氏が保有する銘柄について深く知っている方はそこまで多くないのではないでしょうか。

特に生活必需品セクターの銘柄となるとコカ・コーラ以外は、なかなか思い浮かばない方も多いかと思います。

そこで今回は、ウォーレン・バフェットが保有するコカ・コーラ以外の生活必需品セクターの銘柄を紹介していきたいと思います。

また同氏が保有する通信セクターの銘柄とヘルスケアセクターの銘柄についても以下の記事で紹介しましたので、興味のある方はぜひご覧ください。

ウォーレン・バフェットが保有する生活必需品セクターの銘柄は、以下の6つです。(5月時点)

コカ・コーラ(NYSE:KO)
クラフト・ハインツ(NASDAQ:KHC)
コストコ・ホールセール(NASDAQ:COST)
クローガー(NYSE:KR)
プロクター・アンド・ギャンブル(NYSE:PG)
モンデリーズ・インターナショナル(NASDAQ:MDLZ)

バフェット氏が保有する銘柄のうち、生活必需品セクターが占める比率は約16%となっています。

これらの銘柄のうち、コカ・コーラやクラフト・ハインツ、コストコ・ホールセールについては知っている方も多いと思いますので、今回はクローガー、プロクター・アンド・ギャンブル、モンデリーズ・インターナショナルについて紹介していきたいと思います。

クローガー(NYSE:KR)

企業概要

クローガー社はアメリカに本社を置き、スーパーマーケットや薬局チェーン店・ガソリンスタンドを運営する企業の持株会社です。

アメリカの食品雑貨販売業において、ウォルマートやホームデポと主に大手企業の一角となっています。

店舗形態としては、食料品店と薬局の併設するコンボ店、マルチ売場店、マーケットプレイス店、ディスカウント店に分類されています。

アメリカの35州で展開しており、2018年時点で2,757店舗のスーパーマーケットを運営しています。

ニューヨーク証券取引所に上場しており、S&P500の構成銘柄の一つとなっています。6/19時点での時価総額は253億ドルとなっています。

株価のデータ

2020/6/19におけるクローガーの終値は32.24ドルとなっています。

続いて同社株価の今までの値動きについて概観していきます。

2012年頃までは10ドル前後の横ばいで推移していましたが、2013年頃から急上昇し、2016年頃には一時40ドル前後で取引されていました。

その後20ドル前後までの下落・回復などを経て現在の30ドル前後の価格になっています。

チャートを見るときれいなダブルボトムを形成しており、テクニカル的には今後上抜けしていくことが期待できます。

直近の業績

2020/6/18にクローガー社が発表した2020年第1四半期決算の概要は以下の通りです。

売上高…415.49億ドル(前年同期比11.5%増)

営業利益…13.26億ドル(前年同期比47.2%増)

同社に帰属する純利益…12.12億ドル(前年同期比57.0%増)

希薄化後一株当たりの純利益…1.52ドル(前年同期比60.0%増)

売上高は前年同期から11.5%増加、純利益も57.0%増加しており、大幅な増収増益を達成しています。

好調な業績ではありますが、今後の見通しを発表しなかったことなどを受け、決算発表後に同社株価は下落しました。

クローガーのまとめ

クローガー社は、スーパーマーケットや薬局チェーンなどを展開するアメリカの大手食品雑貨販売企業です。

同社は既存の販売形態である店舗での販売だけでなく、ネットスーパーや宅配サービスなども展開しているほか、QRコード決済である「クローガー・ペイ」なども提供しており、先進的な取り組みも積極的に取り入れています。

配当利回りも2%前後もありますので、成長性という観点だけでなく、配当株という観点からも長期的に見て保有する価値があると言えるのではないでしょうか。

プロクター・アンド・ギャンブル(NYSE:PG)

企業概要

プロクター・アンド・ギャンブル社はアメリカに本社を置く、世界最大の一般消費財メーカーです。

主に「P&G」ブランド名で家庭用品、パーソナルケア用品、工業用製品の製造・販売に従事しています。

大型小売店などを通じ、ヘアケア・スキンケア用品、ヘルスケア製品、紙製品などをはじめとした幅広い一般消費財関連製品を世界180か国以上で販売しています。

収益性の優れた企業として知られているほか、ビジネス誌フォーチュンでは「社員の能力」が高く評価されており、世界ランキングで1位に選ばれていました。

人材面で優れていることは長期的成長にも良い効果をもたらすと言え、長期保有を前提としているバフェット銘柄らしい性質を持っていると言えるでしょう。

同社株価はニューヨーク証券取引所に上場しており、NYダウ工業株30種およびS&P500の構成銘柄の一つとなっています。また6/19時点での時価総額は2,944億ドルです。

株価のデータ

2020/6/19におけるプロクター・アンド・ギャンブルの終値は118.92ドルとなっています。

続いて同社株価の今までの値動きについて概観していきます。

上場以来、同社株価は安定的に上昇しており、コロナショック以前は125ドル前後で取引されていました。

コロナショックにより大幅に下落したものの、すぐに回復しましたが、現在は回復後の価格からやや下落した価格で取引されています。

また直近の配当利回りは2.65%であり、配当は0.7907ドルとなっています。連続増配年数は63年であり、不況の際も堅調な業績をあげていることが分かります。

直近の業績

2020/4/17にプロクター・アンド・ギャンブル社が発表した2020年第3四半期決算の概要は以下の通りです。

売上高…172.14億ドル(前年同期比4.6%増)

営業利益…34.53億ドル(前年同期比6.9%増)

同社に帰属する純利益…29.17億ドル(前年同期比6.3%増)

希薄化後一株当たりの純利益…1.12ドル(前年同期比7.7%増)

売上高は前年同期から4.6%増加、純利益は6.3%増加しており、増収増益を達成しています。

また同社は第3四半期に9億ドルの自社株買いを実施していました。

プロクター・アンド・ギャンブルのまとめ

プロクター・アンド・ギャンブル社は世界最大の一般消費財企業です。

今後米国経済はリセッション入りする可能性が高いですが、一般消費財企業として不動の地位を築いている同社は、不況下においても底堅い業績や株価の推移が期待できると言えます。

配当も比較的高く、長期的に保有する価値がある銘柄であると言えるのではないでしょうか。

モンデリーズ・インターナショナル(NASDAQ:MDLZ)

企業概要

モンデリーズ・インターナショナル社はアメリカに本社を置く食品・飲料会社です。

スナック、飲料、チーズ、調理済み食品などを扱っており、主要製品としては「オレオ」・「ナビスコ」クッキー、「LU」ビスケット、「ミルカ」チョコレート、「トライデント」ガム、「タング」粉末ドリンクなどが挙げられ、同社製品は世界165か国で販売されています。

また食品・飲料会社としては、ネスレ、ペプシコに続き世界第3位となっています。

ナスダックに上場しており、S&P500の構成銘柄の一つとなっています。また6/19時点での時価総額は759億ドルです。

株価のデータ

2020/6/19におけるモンデリーズ・インターナショナルの終値は52.56ドルとなっています。

続いて同社株価の今までの値動きについて概観していきます。

2009年頃から2015年頃にかけて安定的に上昇していましたが、その後2018年の年末頃までは横ばいでの推移となっていました。

しかし2019年に入ってからは急上昇し、コロナショック直前には60ドル前後で取引されていました。

コロナショックにより一時40ドル前後まで下落しましたが、現在では50ドル付近まで回復しての推移となっています。

また直近の配当利回りは2.15%であり、配当は0.285ドルとなっています。紹介した2社同様比較的高配当であると言えます。

直近の業績

2020/4/28にモンデリーズ・インターナショナル社が発表した2020年第1四半期決算の概要は以下の通りです。

純売上高…67.07億ドル(前年同期比2.6%増)

営業利益…8.56億ドル(前年同期比17.4%減)

同社に帰属する純利益…7.53億ドル(前年同期比17.6%減)

希薄化後一株当たりの純利益…0.52ドル(前年同期比17.5%減)

売上高は前年同期から2.6%増加していますが、純利益は17.6%減少しており、増収減益となっています。

同社は決算短信の中で、減益の理由として新型コロナウイルス感染症関連経費がかさんだことを挙げています。

モンデリーズ・インターナショナルのまとめ

モンデリーズ・インターナショナル社は大手の食品・飲料会社であり、世界的に展開しているグローバル企業です。

ブランド力の強い製品を保有していますが、成長率もやや低く、コロナ禍においても好調な業績を残しているクローガーやプロクター・アンド・ギャンブルと比較すると、投資先としてやや魅力に欠けているように感じます。

しかしながらコロナショックによる下落から株価もあまり回復しておらず、ディフェンシブ銘柄である同銘柄にとって数少ない買い時であるという一面もあると言えるでしょう。

今回のまとめ

今回はウォーレン・バフェットが保有する生活必需品セクターの銘柄である、クローガー、プロクター・アンド・ギャンブル、モンデリーズ・インターナショナルの3つを紹介しました。

生活必需品セクターおよびバフェット銘柄という性質もあり、長期保有に適した銘柄であると言えます。

コカ・コーラやコストコ・ホールセールといった銘柄も大変魅力的ではありますが、今回紹介した銘柄も投資先として魅力的な銘柄となっています。

興味を持った方はぜひ自身のポートフォリオへの組込を検討してみてはいかがでしょうか。

参考元:

Kroger Reports First Quarter 2020 Results and Provides Update on COVID-19 Response

P&G Announces Fiscal Year 2020 Third Quarter Results

Mondelēz International Reports Q1 2020 Results

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30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。