米国株(個別で高配当)

【米国株動向】IBM、第3四半期の決算情報と今の株価の推移

IBM(International Business Machines Corporation)

IBMは、アメリカのニューヨーク州アーモンクに本社を置くコンピュータ関連企業であり、世界170か国以上で事業をグローバル展開しており、ITに関わったことがある方なら一度は耳にしたことがある企業でしょう。

日本人投資家にIBMは人気のある銘柄であり、有名な投資家といえばバフェット太郎さんもIBMに投資しているようです。

IBMの問題点として、業績は2011年以降ずっと低迷しており、2011年は売上11兆円あったのに対し、2019年には7.7兆円まで30%も落ち込んでいます。

こちらのグラフでは過去16年のIBMの売上高を示しています。2014年以降、同社の売上は右肩下がりであることが分かります。

IBMの売上高

業績低迷を改善すべく、IBMは2019年にレッド・ハット社を巨額で買収したことによって注目され、クラウド事業の強化に乗り出しています。

その結果、業績は少しずつ改善しており、第3四半期の売上高はアナリスト予想をわずかに超える数字となったので、個人的にはIBMに投資資産をもう少し拡大してもいいかなと思っています。

クラウド事業といえば、世界的にシェアを誇るのがAmazonのAWS、MicrosoftのAzure、GoogleのGCPでこれら合わせると60%以上にもなると言われています。

それに比べれば、IBMのクラウド事業はまだまだですが、今後はIBMのメインビジネスになることが予想されます。

  • IBMの売り上げは2011年以降、右肩下がりで、代わりにGAFA(Google、Apple、Fabecook、Amazon)などが含まれる巨大IT企業が大きく飛躍しました。
  • IBMは、企業のコンピューターシステム管理事業を手掛ける部門を切り離し、クラウドサービスと人工知能(AI)に重点を置く計画を発表しています。

IBMの第3四半期決算情報について

IBM(米国株)

10月19日、IBMは2020年の第3四半期の売上について発表しています。

アナリスト予想 結果
売上高 175億ドル 176億ドル
EPS(1株あたりの利益) 2.58ドル 2.58ドル

売上は前年比よりも2.6%低い176億(約1.8兆円)ドルとなりましたが、EPS(1株あたりの利益)はアナリストの予想通りになりました。

IBMの部門別の内訳について見ると、このようになっています。

部門 売上
クラウド・ソフトウェア事業 56億ドル
ビジネスサービス事業 40億ドル
テクノロジー事業 65億ドル

興味深いのが、売上全体は2019年前年度に比べると、2020年の第3四半期はクラウド関連の売上が60%も増えたということです。

IBMは遅れてクラウド事業に乗り出している訳ですが、レッド・ハット社のプラットフォームを利用することにより、クラウド関連事業は今後も成長できる見込みは十分にあり、これからもIBMのクラウド事業には期待しています。

もはや、IBMはクラウド事業をメインビジネスにしてもいいくらいではないでしょうか。

IBMの決算発表後における株価の値動きについて

IBM(米国株)

IBMの現在の株価は126ドルであり、国内の証券会社ならSBI証券でも1株単位で取引を行うことができます。

IBMの株価は2020年の第3四半期の決算発表後、わずかに1ドルしか反応していませんが、前日比+0.59ドルとなっています。

過去の株価に着目してみると、IBMの安値が大体100ドルで、高値は158ドルと比較的安定しており、IBMは成熟した企業ですので、これからは株価は大きく上がることはないでしょう。

IBMの最新の株価・過去の配当履歴・過去の決算内容についてこちらのページで見ることができます。

https://usa-kabu.com/stock/detail/?ticker=ibm

最後に

IBM(米国株)

本日はIBMの最新の決算情報、決算発表後の株価の動向について見てきました。

同社に投資するメリットとしては、株価上昇によるリターンよりも、インカムゲイン(配当)で保有する目的がメインシナリオになるかと思います。

また、IBMの配当性能が安全かどうか確かめる方法として、「ペイアウト率」を知ることで、利益に対し配当を払い過ぎているかどうか分かります。

ペイアウト率の計算として、( 1株あたりの年間配当額 ÷ 年間のEPS ) × 100となりますので、IBMの場合はこうなります。

1株あたりの年間配当 6.52ドル
1年のEPS(予想) 12ドル
ペイアウト率 54%

IBMのペイアウト率は54%ですので、配当株として今のところは問題ないと判断できます。

ペイアウト率は70%を超えると危険な理由として、利益のほとんどを株主に還元していることが分かり、自社株買いや設備投資に必要な資金を残すことが少なくない、という結論に至ります。

私は現在、IBMにはたった1株しか投資していませんが、クラウド事業に期待してもう少し保有口数を増やそうと考えており、引き続きIBMの業績にウォッチしていこうと考えています。

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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。