米国株(個別で高配当)

【米国株動向】フィリップ・モリスの第3四半期は好決算でも株価は下がる

フィリップ・モリス(NYSE:PM)

フィリップ・モリス(NYSE:PM)といえば、タバコ製造メーカーのイメージがあり、まさにその通りであり、米国1位のタバコ製造・販売企業です。

同社は他の米国企業同様に、3ヵ月おきに決算しているため、「みんなの米国株サイト」の決算日を参考にしたところ、10月20日にフィリップ・モリスは第3四半期の決算を発表しているようです。

米国企業の決算カレンダー

https://usa-kabu.com/stock/schedule

個別企業に投資されている個人投資家はこまめに保有中の銘柄の決算をチェックする必要があり、雲行きが怪しければ、思い切って売却することも大切です。

フィリップ・モリス・インターナショナル(NYSE:PM)は10月20日に第3四半期に決算を発表しており、アナリストの事前予想を超える結果となりましたが、株価は下落しています。

本記事では、フィリップ・モリスの紹介ならびに最新の決算内容についてお伝えしていこうと思います。

フィリップ・モリス(NYSE:PM)はどんな銘柄?

フィリップ・モリス(NYSE:PM)

フィリップ・モリス(NYSE:PM)はアメリカのニューヨーク州に本社を世界最大のタバコメーカーであり、同業種では時価総額1位(12兆円)にランクインしており、2位にはアルトリア・グループ(NYSE:PM)が上位にランクインしています。

元々、フィリップ・モリスとアルトリア・グループは同じ会社でしたが、過去に分社化し、米国内でタバコを販売するのはアルトリア・グループで、米国を除く他国にタバコを販売するのはフィリップ・モリスと決別しています。

2019年、アルトリア・グループはフィリップ・モリスに合併を求めますが、フィリップ・モリス側は合併案を拒否しているため、両社はそれぞれの道を歩むことになりました。

フィリップ・モリスは長期負債額(借金)が米国企業の中でも堂々の1位とされ、その金額は1兆円も超える超負債額となっています。

喫煙者の人口が減っていく中で、紙タバコから加熱式タバコに移行しており、フィリップ・モリスの配当利回りは6%であることを魅力的だと思うものの、個人的にはタバコ産業の未来はあまり明るくないなと考えており、直接投資することを控えています。

同社は”IQOS”「アイコス」という加熱式タバコを製造・販売していることで有名です。

加熱式タバコの種類はアイコス以外では、他社製品のグロー、プルーム、パルズなどが存在しており、それらは紙タバコよりも有害物質が少なく、有害性が低いことからFDAから認められています。

そのため、加熱式タバコは今後も増えていく可能性はあることでしょう。

紙タバコより安全だと主張されており、身体への負担も軽減されるのが過熱式タバコの特徴のため、紙タバコの販売量は各地域ともに減少していますが、加熱式タバコのユーザーは概ね増加しているようです。

こちらの記事ではアルトリア・グループとフィリップ・モリスの違いについて解説しています。

アルトリアグループ(MO)
【米国株】アルトリア・グループとフィリップモリスの違い、比較について【米国株】アルトリア・グループとフィリップモリスの違い、比較について紹介...

フィリップ・モリスの第3四半期決算内容について

アルトリアグループ(MO)

2020年10月20日(火)の寄付き前、フィリップ・モリス・インターナショナルが2020年第3四半期の決算を発表しました。

収益 74.5億ドル
アナリスト予想 72.8億ドル
EPS(1株あたりの利益) 1.42ドル

アナリスト達による業績の事前予想では売上高が72.8億ドル、一株当たり利益は1.36ドルでしたので、事前予想を上回る好調な決算であったと言えるでしょう。

また、好成績を発表しているにも関わらず、株価は10/20の終値は75ドルとなっており、前日終値より2%程度下がっています。

フィリップ・モリスは高配当の仲間入りをしており、決算発表後ならびに過去の配当金の推移はこのようになっています。

2020/10/20 配当:1.17ドル(配当利回り:6.19%)

2020/06/19 配当:1.17ドル(配当利回り:6.16%)

2020/03/20 配当:1.17ドル(配当利回り:6.27%)

2019/12/18 配当:1.17ドル(配当利回り:5.60%)

2019/09/24 配当:1.17ドル(配当利回り:5.64%)

2019/06/20 配当:1.14ドル(配当利回り:6.22%)

こちらではフィリップ・モリスの最新の株価・過去の配当金履歴を見ることができます。

https://usa-kabu.com/stock/detail/?ticker=pm

最後に

フィリップ・モリスはアルトリア・グループに比べると配当利回りはわずかに劣る分、10年以上も増配を繰り返しており、2020年も増配する余地があります。

2020年と言えば新型コロナが世界中に蔓延したことで歴史に残る1年になり、喫煙者は新型コロナに感染しやすいという憶測はありますが、医学的根拠はまだ不明でありながらも、紙タバコの売上減少に起因しているそうです。

筆者は禁煙者でタバコ銘柄に対する投資はやや悲観的であり、フィリップ・モリス社が紙タバコの人気を再び取り戻すシナリオは想定しにくいと考えています。

アルトリア・グループも含めて、紙タバコから加熱式タバコを普及させ、今後はどのような戦略を立てていくのか注目しています。

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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。