米国株(高配当ETF)

【米国高配当ETF】高配当が見込めるETF(IHY)ヴァンエック・ベクトル国際高利回り債ETFの紹介

ヴァンエックベクトルJPM新興国債券ETF(EMLC)

配当目的で米国株に投資する場合、リスクを承知のうえで高配当の個別株を保有する他、ETFをポートフォリオに入れることがあります。

ETFが高配当株よりも有利である点として、2020年は新型コロナショックのパンデミックによって、多くの銘柄が軒並み売られ、株価下落によって高配当化し、業績悪化で配当停止または減配になった企業が多いのですが、ETFに至っては、配当支払いをそのまま継続しているからです。

高配当の企業一社に投資する場合、業績・キャッシュフローなどを気にする必要があるので、こまめにチェックするのが面倒な方には、配当目的で投資を考えているならETFはよい選択肢でしょう。

ただし、利回りが高すぎるETFは減配リスクには注意をしなければいけませんが、本日紹介するETFは新型コロナショックのパンデミックを乗り越えたヴァンエック・ベクトル国際高利回り債ETF(IHY)についてお伝えしていきます。

ヴァンエック・ベクトル国際高利回り債ETF(IHY)はどんなETF?

ヴァンエック・ベクトル国際高利回り債ETF(IHY)

IHYの運用会社は「ヴァン・エックベクトル社」であり、高配当ETFを運用していることで有名です。

1株保有しているだけでも、毎月分配金を貰うことができ、経費率は0.40%とやや高めに設定されています。

なお、IHYの純資産は97万ドル(約100億円)と小~中規模であり、配当利回りは執筆時点で4.92%もありますので、高配当銘柄とも言える水準に相応しています。

米国を除く世界企業の低格付け債券を集めたETF

IHYは米国を除く世界中の企業が発行した低格付け債券・社債に投資をしているETFであり、日本の政権交代が行われた2012年に設立されています。

社債とは??

社債とは、企業が資金調達するためにクーポンを発行し、投資家がそのクーポンを購入することで、代わりに利子を得ることができます。

投資適格債には格付けランクがあり、Aから始まり(債務不履行に陥りにくい発行体)、B、Cとアルファベット順で、B以下はジャンク債・ハイイールド債(債務不履行に陥りやすい発行体)とも呼ばれています。

調べてみると、IHYは投資格付けがB以下の発行体に投資しています。

IHYが保有している債権・社債の上位10社はこちらです。ソフトバンク・グループが発行した社債にも投資していたりと、わりと有名な企業の社債が含まれていることが分かります。

ヴァンエック・ベクトル国際高利回り債ETF(IHY)

債券・社債の本数は600社以上なので、すぐに潰れるようなETFではないことが分かります。

株価の値動きが限定的

ヴァンエック・ベクトル国際高利回り債ETF(IHY)

IHYの過去8年のチャートを振り返ってみます。20ドルの安値(2020年)、28ドルの高値(2014年)と株価の値幅が低いETFであることが分かります。

債券・社債を集めたETFの株価のチャートは大体似たような形をしています。

したがって、IHYはしばらく横ばいでの株価の推移が続くかもしれません。

値上がり益には期待できず、IHYの配当金を原資に再投資したり、他に気になる銘柄に投資することも出来ます。

IHYはどこで購入できるの?

ヴァンエック・ベクトル国際高利回り債ETF(IHY)はSBI証券でも、マネックス証券でも、国内主要の証券会社ならどこでも購入することができます。

ちなみに、筆者はIHYには投資していませんが、少し考えてみようと思っています。

ヴァンエック・ベクトル国際高利回り債ETF(IHY)の投資のメリットとデメリット

IHYの投資のメリット

IHYに投資するメリットは4.92%という高配当を毎月を確実に受け取ることができるという点です。

以下の表は2020年に支払いされたIHYの1株あたりの配当金です。新型コロナショックが目立った4~6月の間でも減配せず、きちんと配当金を支払っている実績があることを証明しています。

日付 分配金(ドル)
2020/11/02 0.1016
2020/10/01 0.0963
2020/09/01 0.094
2020/08/03 0.1038
2020/07/01 0.0893
2020/06/01 0.1082
2020/04/24 0.1112
2020/04/01 0.1025
2020/03/02 0.0966
2020/02/03 0.1024

IHYの投資のデメリット

IHYのメリットをお伝えした一方でIHYの投資のデメリットもいくつかありますので、投資の際にはデメリットがあることを踏まえたうえで検討すると良いでしょう。

IHYは米国を除く地域の「低適格債券・社債」に投資しているETFですので、リスクはやや高めだと考えています。

また、QQQといったインベスコ・グループが運用しているハイテク銘柄を中心とした値上がりが期待できるETFとは対照的で、IHYは株価の上昇が全く期待できないため、資産を大きく増やしたい投資家には向いていません。

筆者が投資している毎月分配型のETF

8月の配当金

ヴァンエック・ベクトル国際高利回り債ETF(IHY)は前項でもお伝えした通り、たった1株でも保有しているだけで配当は毎月支払われ、25ドルで比較的に安く買えることから、手軽に投資することができます。

短期間で資産を倍増したい投資家には不向きであるものの、本業を引退した老後の年金暮らしの方なら、配当目的で投資を考えているなら、タンス預金に眠っている資産の1%未満程度で、試しにETFどれかに投資してみるのも良いでしょう。

IHYは2012年に設立されたETFで、運用期間が8年とやや短いですが、今のところはすぐに上場廃止するような発表はないです。

なお、私が配当目的で投資しているETFで、IHY同様に毎月配当金支払いされているETFの一覧リストです。

ティッカー 配当利回り
PFF 5.33%
HYZD 5.46%
HYEM 5.95%
EMLC 5.49%
JNK 5.38%
YYY 11.08%

YYYに至っては、他のETFに比べると配当利回りが11%とぶっちぎり高く、初心者には手出し無用のETFです。

上記に挙げた銘柄は新型コロナショックの不況を乗り越えたETF達で、よく無配にならなかったなと思っていますが、過剰な投資はせず、6つの銘柄合わせてポートフォリオの3分の1以下に留めています。

配当に関してはPFF、HYZD、HYEM、EMLC、JNK、YYY合わせて毎月合計約20ドル程度受け取っており、後10ドルくらい貰うようになれば、どれか一つは再投資できるようになります。

もしかしたら、次回の配当金でIHYに投資するかも知れません。その時はこのブログで改めてお知らせしようと思います。

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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。