米国株(高配当ETF)

2020年第4四半期に好成績を残した優秀ETF(ベストETF)とワーストETFについて

Industrials Mutual Funds

米国株サイトに掲載されているETFの銘柄紹介ページには、英語文のニュースを表示している機能がありますが、ニュースを徘徊していたら面白い記事を見つけました。

2020年の第4四半期の「資本財」セクターにおいて、好成績を残したベストETFとワーストETFに紹介している内容です。

今回の資本財セクターのベストETFについて解説している記事内容によると、英語文でこのように述べています。

The Industrials sector ranks fifth out of the 11 sectors as detailed in our Q4’20 Sector Ratings for ETFs and Mutual Funds report. Last quarter, the Industrials sector ranked sixth.

It gets our Neutral rating, which is based on an aggregation of ratings of the 420 stocks in the Industrials sector. See a recap of our Q3’20 Sector Ratings here.

英語文を日本語訳すると、このようになります。

インダストリアルセクターは、ETFおよびミューチュアルファンドの第4四半期のセクター格付けレポートに詳述されているように、11セクター中5位にランクされています。前四半期、産業部門は6位にランクされました。

これは、インダストリアルセクターの420株の格付けの集計に基づくニュートラル格付けを取得します。 20年第3四半期のセクター評価の要約はこちらをご覧ください。

ソース提供元:https://seekingalpha.com/article/4385891-best-and-worst-q4-2020-industrials-etfs-and-mutual-funds

結論から言うと、2020年の第4四半期に最も成績が良かったとされるETFはPKBと述べています。

日本ではPKBに投資している人口が少なく、国内のサイトでは情報がとても少ないのですが、PKBの運用会社は人気ETFのQQQを運用しているインベスコ社です。

PKB(米国ETF)の最新の株価・配当金履歴・基本情報について

https://usa-kabu.com/stock/etf_detail/?ticker=PKB

2020年の第3四半期に好成績を残したベストETF

2020年第4四半期のベストETFとワーストETF

Attractive or better stocksは「魅力的、または良いETF」を示しており、Unattractive or worse stocksはその逆を示しています。

資本財セクターは、設備機械・原料の製造などBtoBのビジネスをメインとする業種であり、景気の影響を受けやすく、好況期には大きく上昇することが見込まれ、不況期にタイミング良く投資することで大きなリターンが期待できるセクターになります。

資本財セクターで有名な企業といえば、MMM(スリーエム)、ロッキード・マーチン(RMT)、ボーイング(BA)などがあり、資本財ETFはそうした企業複数社に一括投資しているケースがあります。

したがって、今回の資本財のベストETFに選ばれた銘柄達は、高いリターンが見込まれており、最も高い投資パフォーマンスを発揮したのがPKB(運用会社:インベスコ)です。

下記表のティッカーコードをクリックすると、その銘柄の詳細ページにジャンプするので、最新の株価・配当金履歴が見れます。

銘柄 運用会社 配当利回り セクター SBI証券取扱
PKB インベスコ 0.46% 資本財 ×
PAVE グローバルX 0.41% 資本財 ×
FIDU フィデリティ 1.58% 資本財 ×
XLI ステート・ストリート 1.50% 資本財
IYJ ブラック・ロック 0.98% 資本財 ×

Invesco Dynamic Building & Construction ETF (PKB)

PKB(Invesco Dynamic Building & Construction ETF)はインベスコ社が運用するETFであり、資本財セクターの中株に投資しており、今年は高い投資パフォーマンスを発揮しているようです。

配当利回りは0.46%と高配当好きな投資家には縁が遠いものの、キャピタルゲインが狙えたETFだったことをチャートで示しています。

5月の安値(24ドル)から株価は力強く反発しており、10月には40ドル付近まで大きく上昇しています。

Invesco Dynamic Building & Construction ETF (PKB)

ただし、残念なことにPKBはSBI証券で取り扱っていなく、今回のベスト・優秀だったETFに選ばれた資本財関連の銘柄はXLIくらいしか、SBIで購入することが出来ません。

資本財セレクト・セクター・SPDR ファンド(XLI)

2020年の第4四半期のベストETFに4位にETFで、5本のうちのETFで唯一、SBI証券で取り扱いされているETFです(マネックス証券は未調査ですが、おそらく取り扱いされていることでしょう)。

XLIの運用会社はステート・ストリート社であり、ステート・ストリート社は世界3大資産運用会社の一社とも呼ばれています(他の2社はブラック・ロックとバンガード社があります)。

SPDRセレクトセクターファンド - インダストリアル (XLI)

XLIの配当利回りは1.50%と高配当ではないものの、株価上昇が狙えたETFです。

9年前の2011年では株価は30ドル未満でしたが、執筆時点では80ドルを超えていますので、長期投資されている方は株価上昇だけでなく、インカムゲインも狙えたETFだったことを示しています。

2020年第4四半期のワーストETF

一方で、投資パフォーマンスが悪かったETF5つはこちらです。

銘柄 運用会社 配当利回り セクター SBI証券取扱
FCYIX フィデリティ 0.88% 資本財 ×
FCLCX フィデリティ 0.10% 資本財 ×
PGIAX Putnam 0.0% 資本財 ×
FCLTX フィデリティ 0.39% 資本財 ×
FCLAX フィデリティ 0.65% 資本財 ×

5本のETFのうち、4本がフィデリティ社が運用しているETFであり、SBIのような国内の主要証券会社では取扱されていないようです。

フィデリティ社が扱っているETFの特徴として、経費率が高い印象を受けています。経費率とはETFを運用するために必要な費用で、ETFを買い付ける時にかかる費用のことを指します。

フィデリティ証券で口座開設されている方ならFCYIX、FCLCXなどの銘柄に投資ができますが、例えば、ワースト5位に認定されたFCYIX(Fidelity® Select Industrials Portfolio)は年初-5%の投資パフォーマンスとなっている分、安値から大きく上昇していることが分かります。

Fidelity® Select Industrials Portfolio

FCYIXの2020年のチャートを見ると、キャピタルゲインを狙えるチャンスはありますが、投資のタイミングさえ見逃さず、正しくエントリーできれば、FCYIXだって高いパフォーマンスを発揮できたのかも知れません。

ETFは知られざる銘柄が多いので、もしかしたらまだ株価上昇が狙える銘柄が多く潜んでいる可能性があるので、SeekingAlphaのようなサイトをチェックをこまめにチェックするのも良さそうです。

応援よろしくお願いします
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。こちらのボタンを押して、応援していただけると大変嬉しいです! にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村 株式ブログランキング
参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。