米国株(高配当ETF)

【米国ETF】IYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF)について紹介

IYR(米国リートETF)

国内の不動産投資信託に投資するのも良いですが、分散投資するなら国内のJ-REIT以外でもアメリカの不動産投資信託に投資する方法もあります。

国内の証券会社ではIYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF)というETFの銘柄や、RWR(SPDR ダウ ジョーンズ REIT ETF)というETFを扱っているため、両方ともアメリカの不動産投資信託に投資しているような銘柄です。

今日はIYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF)についてお話し、どのような銘柄なのか分析していこうと思います。

IYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF)とは?

iシェアーズ 米国不動産 ETF(iShares US Real Estate ETF)はDow Jones U.S. Real Estate Indexを対象指数とし、対象株価指数に連動する投資成果を目指している。

同指数は米国株式市場の不動産部門のパフォーマンスを測定し、不動産所有・開発及び不動産投資信託(REIT)等会社を含む。同ファンドは同指数に含まれる証券の代表見本へ投資し、投資プロファイルを同指数に似ている。

同ファンドは指数にある株式の全部を保有するとは限らない。同ファンドの投資顧問はBlackRock Fund Advisors(BFA)である。

SBI証券

IYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF)はブラックロック社のETFで、米国の不動産セクターの株式で構成される指数と同等の投資成果をあげることを目指しています。

つまり、IYRに投資するだけで、一括して米国全体の不動産(米国の商業施設、ホテル、オフィスなどなど)に間接的に投資することとなります。

この銘柄が誕生したのは2000年6月からと、歴史あるETFです。

米国の不動産投資信託の個別銘柄には個別で投資ができない分、ETFに投資するだけで分散効果は得られるので、その点ではETFの倒産リスクを軽減していることが分かります。

純資産 4,398,767,251ドル(約4800億円)
上場日 2000/06/12
経費率 0.42 %
配当利回り 2.83 %
配当回数 4回

IYRはアメリカの多くの大型REITを投資対象とするため、必然的に利回りは下がるが、それでも2020年02月19日末時点では利回りが2.83%とある程度高い利回りとなっています。

IYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF)の投資のメリット

IYRは100ドルもあれば(約1万1千円)、少額で幅広い米国不動産に一括投資ができる高配当銘柄!

IYRが投資している銘柄は国内の証券会社ではまず購入することができないため、IYRではその分保有していることで、間接的に投資が出来る点としては大きな魅力を感じます。

それに米国REITを個別で買付する場合、個別株同様に銘柄・企業分析は必須になってきます。

IYRに投資することで高い分散効果が得られるので、アメリカの不動産市場に投資したい方にはおすすめできるETFですね。

IYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF)の構成銘柄

IYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF)の投資先として、100%が米国の不動産投資信託。

保有している銘柄の数は約110個くらいとなっています。

銘柄名 保有比率
American Tower 8.47%
Prologis, Inc. 5.29%
Crown Castle International Corp 5.07%
Equinix, Inc. 4.03%
Simon Property Group, Inc. 3.17%
Welltower, Inc. 2.65%
Public Storage 2.56%
SBA Communications Corp. Class A 2.43%
AvalonBay Communities, Inc. 2.34%
Equity Residential 2.21%
CoStar Group, Inc. 1.99%
Digital Realty Trust, Inc. 1.96%
Realty Income Corporation 1.91%

IYRのポートフォリオの保有比率1位のアメリカン・タワー・コーポレーションは、電波塔や基地局など、無線通信インフラのリースを行う不動産投資・管理会社。

アメリカ合衆国・マサチューセッツ州・ボストンに本拠を置き、世界15カ国以上に拠点を持つ。ニューヨーク証券取引所上場企業。 売上の95%以上が通信インフラ施設のリースに拠っているようです。

保有比率2位のプロロジス(Prologis, NYSE:PLD)は、物流施設を専門に開発、所有、管理、運営している不動産会社です。

IYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF)の配当金の推移

IYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF)に投資をすると年間で4回も配当金をもらうことができ、1株あたりの配当金となります。

権利落ち日 1株あたりの配当金
2019年12月16日 0.88ドル
2019年09月24日 0.66ドル
2019年06月17日 0.68ドル
2019年03月20日 0.60ドル
2018年12月17日 0.47ドル
2018年09月26日 0.78ドル
2018年06月26日 0.77ドル
2018年03月22日 0.61ドル
2017年12月19日 0.87ドル
2017年09月26日 0.68ドル
2017年06月27日 0.72ドル
2017年03月24日 0.74ドル

こちらの表では2016~2019年の1株あたりにもらえる年間の合計配当金です。

2019年 2.83ドル
2018年 2.64ドル
2017年 3.01ドル
2016年 2.82ドル

IYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF)の株価

IYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF)

IYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF)は2008年のリーマンショック時、チャートでは25ドル台までと大きく下落していますが、その後は右肩上がりとなっており、現在では株価が100ドルと4倍までに上昇しているため、十分な投資パフォーマンスとなっています。

リーマンショックの時に購入していれば、株価が4倍まで上がっているため、もう配当金だけでも十分大きな副収入になっていることと思います。

まあ、いかにリーマンショックが異常事態だったか分かるでしょう・・

しかもリーマンショック前の水準まで株価は戻っているので、もし1株あたり80ドルあたりまで落ちる日が来れば、一度購入するチャンスかも知れません。

よって60~80ドルあたりは直近の買いチャンスであり、高値を更新している今、指を加えて落ちるのをひたすら待つという投資戦略です。

個人的な感想として、株式、債券、リートといった形でアセットを分散させる目的でIYRをポートフォリオに入れるならおすすめのETFということになります。そして、IYRのライバルETFとしては、同じくリート系のRWRという銘柄。

IYRは純資産が4800億円近くあるのに対し、RWRは純資産が2600億円のため、資産規模は2倍近くも違います。

米リートETF(RWR)
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個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家。