米国株(個別で高配当)

AT&T(T)の株価・配当実績・売上高

AT&T(T)

本日、紹介する銘柄は私も絶賛投資中のAT&T(ティッカーシンボル:T)という米国大手通信企業となります。

AT&Tは日本国内においてNTTドコモやAUのようなイメージをしていただければと思います。

同じ業種でライバル会社として他に存在するのがベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)という企業。あたかもAT&Tとベライゾンは姉妹企業のような存在です。

この記事のポイント

  • AT&Tは連続増配20年以上、配当利回り4%以上、時価総額10兆円の有望な企業です。
  • 2020年は新型コロナウイルスの景気後退懸念で様々な米国企業が減配や無配を相次いで発表する中、AT&Tは増配しています。
  • AT&Tは新しい動画配信サービス「HBO Max」米国時間5月27日に始まることを発表しており、ネットフリックス、アマゾンプライム、ディズニーチャンネルに対抗する措置かも知れません。

AT&T(T)はどんな会社?

会社名:AT&T(The American Telephone & Telegraph Company の略)

本社:アメリカ合衆国テキサス州ダラス

設立年:1983年

業種:通信

従業員数:244,000名

時価総額:23兆円(世界21位)

2019年の売上高:181,429,912,500ドル(約19兆円以上)

配当利回り:7.19%

AT&Tコミュニケーションズ(T)はベライゾンと並ぶ、アメリカの情報通信の超大手企業です。

米国最大手の通信企業である、AT&T (ティッカー:T)は35年間連続で増配を行うなど、日本人投資家には人気な銘柄である他、インカムゲインを狙う投資家にとっては素晴らしい企業です。

AT&Tの従業員は約24万人、売上は約19兆円前後です。現在の世界の通信業界ランキングは下記通りとなります。

元々、AT&Tは1位でしたが、悲しいかな、2020年ではベライゾンに抜かれてしまいました・・

  1. 位 ベライゾン(アメリカ)
  2. AT&T(アメリカ)
  3. 位 チャイナモバイル(中国)
  4. 位 ボーダフォン(イギリス)

AT&Tの事業内容

AT&Tはインターネット接続サービス、電話サービス、無線・データ通信と衛星によるテレビ放送、広告事業などを営んでいます。

そして、AT&Tの新しい動画配信サービス「HBO Max」が米国時間5月27日に始まることを発表しています。

ネット配信サービスとして有名なのは「Netflix」「Amazon Prime Video」「Disneyチャンネル」の影響でAT&Tは多くの客を失ったので、それに対抗するサービスを展開とアナウンスしています。

WarnerMedia(AT&Tの子会社)のコンテンツを中心に、「ゲーム・オブ・スローンズ」などのHBOヒット作品や、Warner Bros.の映画およびテレビスタジオやDC Comicsからの映画や番組を配信する予定のようです。

AT&T信用格付け

AT&Tに対する債務格付けはこの通りとなっています。

信用格付け会社 評価 状態
Moody’s Baa2 Stable (安定的)
S&P BBB Stable (安定的)
Fitch A- Stable (安定的)

債務格付けの意味

  • AAA:債務返済の能力は極めて高い。S&P の最上位の個別債務格付け。
  • AA:債務者の能力は非常に高く、最上位の格付け(「AAA」)との差は小さい。
  • A:債務者の能力は高いが、上位 2 つの格付けに比べ、事業環境や経済状
    況の悪化の影響をやや受けやすい。
  • BBB:債務能力は適切であるが、事業環境や経済状況の悪化によって当該
    債務を履行する能力が低下する可能性がより高い。
  • BB以下:債務は投機的要素が大きい。

AT&Tは格付け会社によって、A~BBBの評価を得ています。S&PはBBBと厳しい評価ですが、頑張ってAに昇格してもらいたいところです。

AT&Tは2018年にTime Warnerを買収している

2018年、AT&TはTime Warner以外に、ケーブルテレビのHBPとWarner Brother’sの映画スタジオ、そしてテレビ局Turnerのチャンネルも買収しています。

  • Warner Brother’sは有名な映画スタジオ
  • Warner Brother’sの買収額は854億ドルで債務負担を入れると1080億ドルと巨額。
  • これにより、メディアの配信とコンテンツの制作が同じAT&Tの子会社となりました。

AT&Tの最大の競合企業は、ベライゾン・コミュニケーションズになります。

ベライゾン・コミュニケーションズは米国Yahoo!の買収をしており、各社は激走をしているようだ。

こうして買収を重ねることによって、AT&Tもベライゾンも規模を拡大しているようです。

AT&T(T)の業績

AT&T(T)の売上高・営業利益

AT&T(T)の売上高

2020年1~3月期は新型コロナの影響で5%減収

新型コロナの影響でAT&Tが主力と事業の中で、テレビ広告収入、映画収入は減少しています。

  • 大手AT&Tが22日に発表した2020年1~3月期決算は、売上高が前年同期比5%減の427億7900万ドル(約4兆6千億円)。
  • 新型コロナウイルス対策でスポーツ試合がキャンセルされたことから、テレビ広告収入が減り、映画館閉鎖で映画収入も減っているようです。
  • 携帯電話の事業に関して、新型コロナの影響は軽微となっています。
  • 純利益は13%増の46億1千万ドルとなっています。人員のコスト削減、携帯事業の利益が向上したことから増益の要因になっているようです。

テレビや映画などのメディア事業が新型コロナの影響で苦戦する一方、携帯事業は前年同期とほぼ同水準の売上高を保っているようです。

2020年12月期の予想に関して、AT&T側では今のところ予測不可能と言われています。

映画の上映延期などから、少なからず業績には影響出そうですね。

AT&T(T)のEPS

AT&T(T)のEPS

AT&T(T)のBPS(1株あたり純資産)

AT&T(T)のBPS

会社の体力を表すBPSは、ずっとプラスで推移しています。しかも右肩上がりで素晴らしいです。

AT&T(T)のキャッシュフロー

AT&T(T)のキャッシュフロー

AT&T(T)の営業キャッシュフローは、今のところ5年間プラスを維持していますが、安定したキャッシュフローを生んでいた固定電話は衰退しています。

近年、AT&Tの有料テレビサービスも、ネットフリックス、アマゾン、ディズニーなどの動画配信サービスに何百万人もの顧客を奪われています。

そのため、動画配信サービス「HBO Max」は業績に与えるインパクトには注力していく必要があります。

AT&T(T)の株価

直近5年間のAT&T(T)の株価はこのようなチャートになっています。

AT&T(T)の株価

AT&Tの株価の推移について

  • 2019年の1月は株価は29ドル付近と大きく下落しますが、2019年12月には業績回復と共に株価も上昇しています。
  • ただし、新型コロナの影響で2020年は1株37ドルから一気に30ドルに下落し、配当利回りは一気に6%まで上昇しています。

このように高値40ドル、安値30ドルの間を推移しているため、現在の株価は30ドルで少しずつと私はAT&Tの株を買い増ししています。

AT&T(T)の配当実績

AT&T(T)の1株あたり配当

AT&T(T)の1株あたりの配当金

AT&Tは連続増配36年のため、確実な配当支払い能力があるということを証明しています。

25年以上増配を続けている企業(いわゆる「配当貴族」)には、増配を続ける傾向があります。

その代わり、経営が悪化して増配を止めてしまうと、ダブルパンチで株価が低迷しかねないというリスクがあることを覚えておきたいです。

3ヵ月おきの配当

AT&Tは四半期おきに配当金を投資家に支払います。直近3年のAT&Tの配当実績をご参考までに載せておきます。

2020年の新型コロナの影響で無配や減配になったアメリカ企業が目立つ中、AT&Tはばっちり増配しています。これで連続増配年数は36年です。

アメリカでは連続増配年数が25年以上の企業は100社あるのに対し、日本国内では花王、一社だけ(笑)。アメリカと日本の株主還元の差は一目瞭然です。

1Q
(1-3月)
2Q
(4-6月)
3Q
(7-9月)
4Q
(10-12月)
年間配当
2015年 $0.47 $0.47 $0.47 $0.47 $1.88
2016年 $0.48 $0.48 $0.48 $0.48 $1.92
2017年 $0.49 $0.49 $0.49 $0.49 $1.96
2018年 $0.50 $0.50 $0.50 $0.50 $2.00
2019年 $0.51 $0.51 $0.51 $0.51 $2.04
2020年 $0.52 $0.52      

最後に

私がAT&Tに投資している主なきっかけとして、こういう理由ですね。

  • AT&Tは時価総額20兆円以上とトヨタ自動車を抜いて世界ランキング30位以内。
  • 配当利回り5%超えており、今のところは減配なく36年も連続増配しています。
  • 新型コロナの影響を受けて株価は下落していますが、長期保有したいと考えています。

AT&TはVOOVYMSPYDといった有名なETFや、投資信託などの保有銘柄に含まれていることや、通信企業の中でも世界2位のため、今後も投資を続けていこうと思います。

ただし、投資の比率は全体の15%までと考えています。現在の米国株への投資金額が約100万円のため、上限は15万円としています。

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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。