配当金生活

米国株や米国ETFで配当金生活するメリットとデメリットについて

米国株

企業勤めのサラリーマンなら誰しもが不労所得で生活をしたい願っているケースが多いと考えています。

筆者も30代後半ながらも、ストレスまみれの本業を引退して配当金生活を実現するために、毎月少ない給料からこつこつと米国株や米国ETFに投資をしており、いずれはセミリタイヤしたいと心の奥底から願っています。

今日の記事では配当金生活を実現には資金がいくら必要か、どのような銘柄に投資すれば良いかについて少しお伝えします。

配当金生活するにはいくら必要か?

米国株で連続増配企業ランキング

配当金生活とは、いわゆる本業のサラリーマンを引退した状態で、米国株または米国ETFを保有していて、そこから発生する配当金だけで生活ができることを指します。

米国株や米国ETFで配当金生活を実現するには、それまでに本業で得た年収と同等な金額を得る必要があります。そのため、それなりの資金を用意することが不可欠になります。

40代のサラリーマンの平均年収を600万円だと仮定した場合、年間600万円分の金額を配当金だけで得るには、ひとまずどのくらいの資金を準備する必要があるのでしょうか?

配当の利回りによって、投資する金額は大きく変わってきます。

利回りが上昇する度に投資リスクも増えていきますので、配当金生活を実現したいなら利回り3~4%の銘柄にスポットを当てる必要があると考えています。

年間600万円の配当金を得るには、必要な資金はこのようになります。

利回り リスク 必要金額
3% 2億円
4% 1億5千万円
5% 1億2千万円

利回り3%の銘柄に投資する場合は2億円も必要になる一方、リスクは格段に増えるものの、利回り3%に比べると平均利回り5%を得るには1億2千万円が必要になります。

米国株投資でまず注意しなければならないのが、配当金に対する二重課税が発生する点です。

米国投資における二重課税とは、米国現地においてまず10%の税率で課税されて源泉徴収され、さらに日本国内でも20.315%(所得税15.315%と住民税5%)が課税されるという2段階の課税になります。

ただし、この二重課税分のうち、日本国内で課税される10%については、受け取った配当を「分離課税」か「総合課税」のいずれかで確定申告することで「外国税額控除」の適用が受けられます。

控除扱いとなることで徴収される配当金の10%について後から還付が受けられ、二重課税は解消できます。

年間配当600万円に対し、30%が課税された場合は手元には400万円(一カ月手取り収入33万円)残りますので、セミリタイヤするには十分な収入を得ることができます。

配当金生活に向いている米国ETF

配当金生活を実現するために、「どんな銘柄に投資すれば良いか?」を考える必要があります。

配当金生活に突入するには確実にキャッシュを生んでくれる銘柄に投資を必要しなければいけません。そのためには個別株よりも、米国ETFをおすすめします。

米国ETFが個別株よりも優れている点についてはこちら。

米国高配当ETF

たった一本の米国ETFを購入することで、さまざまな米国企業に投資することができます。

投資先の多様化は、損失リスクを減らすためには重要なことです。

すべての資金を1つまたは2つの会社に投資し、その株が急落した場合には大きな損失を被ることになるからです。

しかし、米国ETFのように100社またはそれ以上の異なる会社が利益を上げていて、いくつかの会社が利益を上げていない場合には、それほど影響はありません。

もちろん、すべてのETFが同じレベルの分散を提供するわけではありません。

たとえば、ヘルスケアETFや産業用ETFなどのセクターETFは、特定のセクター内での分散化を提供します。

しかし、より広いセクターにまたがる分散化が必要な場合は、他のセクターへの投資が必要になります。

投資利回り3%で最適なETF

前項ではETFの投資のメリットについて紹介しました。

個別企業に投資した場合、その企業の決算をこまめにチェックする必要がある他、不況の営業で無配に転じた場合は次の銘柄に乗り換えるデメリットがあるため、個人的にはETFをおすすめします。

数々存在ETFの中から、おすすめできる銘柄はこちら。

バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)

VYMは米国に上場している390社に一括投資しているETFです。VYMに投資することで、配当利回り3%のリターンを年間得ることができます。

バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
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VYMが投資している390社のうち、このような巨大企業が含まれています。

VYMたった一つで米国の医療・ヘルスケア、生活必需品、公益事業といった様々なセクターに間接的に投資することができます。

医療・ヘルスケア企業のジョンソン・エンド・ジョンソンの企業時価総額は40兆円と世界8位にランクインしており、プロクター&ギャンブル(PG)は31兆円という時価総額で世界12位です(2020年7月21日現在)。

世界で活躍する有名企業に一括投資ができるバンガード・米国高配当株式ETF(VYM)は魅力ある投資先であると考えています。

米国株で配当金生活するメリット

配当金生活のメリット

ひとまず辛かった労働から解放されます。

サラリーマンを引退して配当金生活すると、ひとまず自由を手に入れることが大きなメリットとなります。

朝の通勤ラッシュで満員電車に揺さぶれることもなくなるし、車通勤していた方も、渋滞に巻き込まれずに済みます。

起床時間も制限なくなったことで、午後1時に起きても全く問題ありませんし、夜更かししても次の日も休みです。

配当生活のデメリット

一方で配当金生活をするにあたり、唯一といっても過言ではデメリットは存在します。

今までに会社の人とコミュニケーションを取っていた分、本業をセミリタイヤすると日常生活で物足りなさを感じることがあるでしょう。

不規則な生活を強いられる可能性があるため、将来的にはボケる早さが他の方よりも増す可能性があるかも知れません。

米国ETFや米国株に投資する年間4回の配当が入金される

米国株に投資すると日本株とは違い、年間に4回も配当金を支払ってくれる企業が多いです。

配当利回り4%や5%を超えるような銘柄もごろごろ存在しており、長期保有に向いている銘柄が多いのも米国株投資として注目です。

米国株の場合、取引開始前や取引時間中の決算発表が多いため、決算内容に反応して市場では大きな値動きが見られます。

それに対して日本株の場合は15時以降の引け後に決算発表がおこなわれる場合が多く、値幅制限と合わせて米国株よりも価格変動が抑えられる傾向にあります。

ただし、価格変動の幅が大きく値幅制限が無いのは魅力である一方、ボラティリティの高さから大きな損失を抱えるリスクも考慮する必要があります。

最後に

本日は配当金生活をするうえでメリットやデメリットについてお伝えしました。

利回り3%の銘柄に投資をする場合、それなりの資金を準備がある他、配当にかかる税金には注意が必要です。

また、米国個別株よりも、ETFが配当金生活をするには最適だといえます。

実際に筆者もいくつか保有している銘柄の中でも、保有口数を最も増やそうと考えている銘柄はバンガード・米国高配当株式ETF(VYM)です。

VYMだけには2億円を集中投資しませんが、分散効果が高い優良銘柄で長期保有に向いていると考えています。

これから米国ETFデビューしたい方には投資先としても注目しても良いかも知れません。

バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
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参考になる書籍を紹介
個人投資家
ねるねる
30代リーマン、システムエンジニアをやりながら米国株と日本株を日々研究する個人投資家です。米国株ブログは2019年8月頃スタート。